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「バイクフィッティング」【BIO/STD】遠方よりご予約来店いただきました!車体無しでもご案内可能です。
by: 高橋

bioシンプル

遠方からのご来店の為、実車無しでのバイオレーサー「スタンダード」コースの実施となりました。

★サドルのモデル、ハンドル+ブラケットのリーチなどが関わるので、実車の持込が1番良いです。

 

主訴は、ハンドル位置?肩回りが窮屈。両ひざに痛みが出る(60kmくらい走ると)。

 

①身体計測

102450

お客様は、腕と足が長いです。

肩甲骨周りの柔軟性はかなり低い状態でした。。。

腕と足が長いとハンドル落差が大きくなります。
実車で再現できるか???

 

 

②実車計測

biogeo

持ち込みは難しいお客様だったので、事前に伺った年式とモデルを基にジオメトリ表を入力。
持込頂いたペダル/シューズを使用します。

サドルは店舗にあるもので、近いモデルを選んでフィッティングをしました。

ジオメトリ(フレームの設計図のようなもの)は、専用サイトがあったりと調べやすくなりました。

 

 

③シミュレータで提案

BSTD+

今回はSTDなので↑左側のシミュレータでポジションを再現します。

 

 

④ポジションを詰める

BIO理論

これらの要素も鑑みてポジションを詰めていきます。

お客様への推奨のクランク長ではなく指定のクランク長165mmデータシートを調整して提案するなど、個々の希望なども加味しています。

肩甲骨周りの柔軟性が低かったので心配でしたが、推奨ポジションのハンドル位置が実車よりも遠くなり、窮屈な感じがなくなったということでした。

 

膝の痛みについては、ランで出るようになってからバイクでも痛むようになったということでした。
ペダリングと筋肉の使い方を説明させて頂き、膝への負担が少なくなるようにアドバイスもさせて頂きました。

ここまで詰めたポジションが実車で再現できるかは別問題です!

bioreach

実際には、もう1サイズ上で良かったとなりましたが、出来ることは提案させていただきました。
現状47mmのスペーサーを入れる余裕はないという事で、6度120mmステムをひっくり返してスペーサーを減らせば同じポジションを再現できることもお伝えしました。

 

こんな感じで実車が無いと分からないことも多いので難しい側面もありますが、出来る限りのことはさせて頂きます。
みなさまの悩みが1つでも減るor小さくなればと思います。

 

 

 

 

 

ロードバイクによる悩みを解決!!

 

 

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