
トライアスロンの殿堂 日本最大級トライアスロンショップ
2025/03/07 20:06
首の可動域が低いので、深いDHポジションは難しいだろうなとこの時点で考えていました。
腰を痛めたせいか、柔軟性が低いから痛めたのか分かりませんが、現状で股関節周りの可動域も注視します。
↑参照、(著)
ケンダル
サドルの位置とDHバーのパッドの位置を重点的に計測しておきます。
バイオのデータが再現できるか!?
2つのコースをシミュレータで体験してもらってから決めました。
身体への負担を考えてさらにこのポジションから、お客様に合わせて微調整を進めていきます。
クリート位置、サドル位置を詰めていきます。
といってもチェックするとほぼほぼバイオ値で大丈夫でした。
DHポジションは、首や腰や臀筋群やハムストリングスなど、体の後面の筋肉(伸筋群)の柔軟性が低いので注意が必要です。
特に首が辛くなるとヘッドアップできず前方の視野が狭くなると事故の危険性が高まるので、要注意です。
広背筋・肩甲骨周りの柔軟性も考えます。
結果、シミュレータでのDHポジションは、バイオ値よりも若干高めの近めへの調整が必要になりました。
実車では、パッドの高さがスペーサーの関係でこれ以上高く出来ず、シミュレータよりも10mm程低くなってしまいました。(機材の制約があるのでしょうがないことです)
サドルの位置も低く(25mm下げました!)前になり、DHバーの持ち手も近くし、ほぼ水平だったバーもできるだけ前上げにしました。
今までよりもかなり乗りやすいなったようで、これで乗り込んで頂くことになりました♬
ペダリングは、左足が少しうまく回らないくらいでしたので、筋肉の使い方と使うタイミングを伝えました。
多くの方が、利き足は良く動き・利き足でないほうは動くが鈍いです。。。
気が付いていればまだ良いのですが、自転車は走れてしまうので気付かない方も多いです。
気付いて直していけば、少しづつ効率も上がります!
同じエネルギーでも効率よければ楽に速く走れるので、1回のペダリングを侮ってはいけませんよ~。
こんな感じで、フィッティングサービス「バイオレーサー」実施中です♬
こちらも参考にしてください。