
トライアスロンの殿堂 日本最大級トライアスロンショップ
2025/03/17 16:46
狙ったわけではありませんが前回とリンクするような真逆の内容に・・・
スポーツサイクルを楽しむなら、やはり一度フィッティングをやったほうが良いのだとあらためて思いました。
先日もバイオレーサー「スタンダード(STD)」実施しました。
目次 [非表示]
↑シクロワイアードよりhttps://www.cyclowired.jp/news/node/17994
お客様の実車ではありません。2009年のIDOLをお持込頂きました。懐かしい!
片足スクワットすると足部が不安定になっていました。
内アーチ(↓画像)が潰れて、足前部がカントが必要な感じで不安定感を増長していました。
ので、足先にカントを入れてペダリングしてもらうことにします。
股関節周りの柔軟性が低そうなので上死点付近の動きも注意してチェックしようと思います。
元の状態のサドル高が785mm!
バイオで出た数値から大分違う高さ!お客様の感覚は正しかった!サドルが高いことは確実です!!
下のデータシートはなんやかんやと調整後のデータです。
調整後で約4cmサドルダウン!
↑データを見ると購入時のサイズ選びも大切だとわかります!もう1サイズ大きくても良かったかと思います。
ですが実車を出来るだけ理想に近づけるしかありません!
今までのポジションだと「サドルが高く、ハンドルが低く近い」というポジションでした。
フォームも、サドルが高すぎたので「膝も足首も下死点で伸びきる状態+それでも足りずに骨盤も下げて届かせる」ようなペダリングになっていました。
ハンドルが近くて低いので、下りのバランスや下ハンの窮屈さもあったと思います。
↓画像のように全体的に無理のないフォームを作れるポジションになりそうです。
高すぎるサドル高により、足首の伸びと骨盤の上下動が常態化しているので、意識して正常に近づけていきます。
といってもポジションが正常ならフォームもある程度、正常に近づきます。でも動きは意識した方が改善が早いです。
ペダルの上下に合わせて骨盤ごと上下しています。↓
サドル高が下がっても、まだ骨盤から上体が大きくうねっていました。
次はペダリング!
片足ペダリングすると上死点で左右ともペダリングが止まってしまいました。
上死点付近での筋肉の使い方がうまく出来てないようです。
腿を上げる運動(腸腰筋)から↑①や②に向けて臀筋群や四頭筋の使い方やタイミングが大切です。
運動の連動性が低いとペダリングの円軌道の動きがしにくくなり、動きの悪さによって痛みが出たり攣ったりする原因にもなりえます。
今回はサドルが高い状態で長く使用していたので、ペダリングの改善には時間がかかるかもしれません。
こんな感じで今回もフィッティングを行いました。
気になるところがある方は、ご相談ください。
ご予約は電話でお願いします。03-5244-4948
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