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2025/11/26 19:00
【乗ってみた】K3乗りなら気になるあの一台!K-FORTH試乗インプレ!
by: 石澤貴志
ワイズロードオンラインの石澤です。
ワイ・インターナショナルは1898年の創業!100年にわたり自転車を取り扱い続けた弊社には、スポーツバイク好きの皆様にも決して劣らぬ、自転車に乗るのが大好きなスタッフが多数在籍しております!
というわけで、2025年11月21日に「社内試乗会」を実施。200名を超える弊社スタッフが調布市・味の素スタジアムに集い、最新モデルをじっくりがっつりと試乗いたしました。
開催にご協力いただきました取引先様方にはこの場を借りて改めてお礼申し上げますとともに、多くの店舗で臨時休業のためご迷惑をおかけいたしましたことをお詫びいたします。

そんな中、わたくし石澤も気になるモデルがあったので早速試乗しました!
DAHON K-FORTH

あの大人気超コンパクトフォールディングバイク「DAHON K3」に、驚きの派生モデルが登場しました。
見た目には全くうかがえないのですが、この「K-FORTH」、なんとKシリーズ初の電動アシストモデルなのです!

E-BIKEといえば、ゴテゴテしたバッテリーが車体の外に積まれているのが世の常識。
一部モデルではバッテリーをフレームに内装しているものもありますが、グッピーのお腹のように「ここにバッテリーが入ってますよ」的な形状になっていることがほとんどです。
K-FORTHはメインチューブに完全に隠れる形でバッテリーを内装し、はた目にはまったく電動アシスト自転車に見えないスマートなルックスを実現しました。
重量も12.5kgと電動アシストらしからぬ軽さを誇り、輪行も苦になりません。
反面、航続距離は最大でも30km、さらに変速なしと、コンパクトさのために割り切ったつくりなのが特徴です。
インプレッション
K3ユーザーのわたくしが乗ってみた印象ですが、安定性が高いのがいいですね!
K3は14インチホイールの採用に加え、折り畳みサイズを最小に抑えるためにホイールベースが短いという弱点があります。
正直、あまり長距離を乗りたいような安定感はなく、片手離しでの乗車はちょっと不安があるような操縦性。
いうなれば、「自走能力の高いキックボード」みたいな雰囲気のある自転車です。
対してK-FORTHは16インチホイールを採用。太さも1.35″から1.5″にサイズアップされ、乗り心地も安定感も向上しています。
さらに折り畳みサイズも大型モデルの「K9X」に近く、ホイールベースの長さから、K3とは比較にならないほどの安定感を誇ります。
反面、インチアップは漕ぎ出しの重さにつながるマイナス面もあるのですが、これを電動アシストがサポートすることで、乗り手はインチアップのプラス面だけを享受し、もっさりした漕ぎ出しを気にせず乗り回すことができるんです。
「安定性と引き換えに失った軽快さを電動アシストで補完」と考えると、このバイクのターゲットが見えてきますね。
機敏な走りを楽しむコンパクトスポーツというより、安定感と漕ぎ出しのラクさを可能な限り計量・コンパクトに提供してくれるユーティリティバイクといった趣きがあります。

折り畳みサイズはK3よりちょっと大きいもの、K9Xとほぼ一緒。
ポーズをキメて写真を撮っているのは池袋本館のヤスイくん。

ハンドルポストの折り畳みレバーはロックつきに変更。
ポストの高さ調整が可能になったのはゆったりした乗車姿勢が欲しいライダーにもうれしいポイント。

キャリアやかごが搭載可能なラゲッジトラス台座も装備。
スポーツ的な乗り方をしない人にも優しい仕様です。
「スポーツバイク」と聞いてハードルを高く感じていた方にも、恩恵を気軽に受けられるモデルがK-FORTH。

試乗会の開催された味の素スタジアムは、伊豆大島へのフライトがある調布飛行場のすぐ近く。
開催中も新中央航空のドルニエが飛び交っていましたが、これにK-FORTHを乗せて(バッテリーの輸送や輪行については事前に問い合わせをしましょう)離島サイクリングに行くのも面白そうですね…!






