これからの季節、足先はかなり冷えやすい…トゥカバーで全然違います！！
by: ムカイ

これからの季節、おさえておきたいポイント

涼しくなったと思ったら暑くなって、また気温が下がって…季節の変わり目は気候が安定しないので着るものも悩ましいですね。気を抜いていたらうっかり風邪を引きかねません。その日の気温やロケーションに合わせて装備品を変えられるように準備を進めておくのが安心！

おさえておきたいポイントとしては、
・着たり脱いだりすることで温度調整できるアイテムを着用または携帯する。持っていないならマストバイ！！
・汗処理は夏以上に重要。アンダーウェア1枚で快適さは大きく変わるため、こちらも要チェック。
・冷えやすい部位、寒さを感じやすい部位をカバーする
といったあたりが効果が高く取り入れやすいのでおすすめです！

今回はそろそろ用意しておきたい『冷えやすい部位をカバーする』アイテムのご紹介。前回は手の指先の防寒に薄手グローブを取り上げましたので、足先の防寒対策についてお話ししたいと思います！

足先はかなり冷えやすい！

スポーツ自転車は一般の自転車よりも速く、風を切って走るため、末端部分や皮膚の薄い部分がとても冷えます。我慢して走るのはつらいし、身体の不調にも繋がります。冷えやすい部位をピンポイントに防寒するだけでかなり楽になりますよ～！！

足先は非常に冷えやすい部分のひとつ。特にビンディングシューズを履いている場合、通気性が高いつくりになっているため普通の靴よりも風によって体温を奪われやすく冷えやすいです。

一部の特殊なシューズを除き、いずれのシューズもアッパー部分（足の甲側）に通気孔やメッシュ素材部分などがあり、通気性を向上させています。

3つ穴タイプ（SPD-SL、ロードタイプ）は基本的にソール側にもしっかり通気孔が配置されています。写真のようにメーカーやモデルによって形状は異なりますが、ここから入り込んでくる風で相当足先が冷えます…！夏場は良いですが、冬場は足先が悴んで感覚が無くなってしまうことも。足先を覆うだけでもかなり違うので、ビンディングシューズを履いている方、これからビンディングシューズを購入する方は要チェックです！！

足先の冷え対策におすすめ！トゥカバー

より寒い季節には足首から覆えるシューズカバーがおすすめですが、今の時期の足先の冷え対策なら断然『トゥカバー』がおすすめ！！その名の通り、トゥ（つま先）のカバーなので、暑くなりすぎることもなく冷えやすい部分をピンポイントで対策できるのがポイントです。トゥカバーも各メーカーより様々なアイテムが出ていますが、今回は売れ筋商品3点をPickup！

パールイズミ
7975 ウィンドブレークライト トゥカバー
￥4,400-（税込）
サイズ：M（約24-25.5cm）、L（約26-27.5cm）

パールイズミの薄手防風トゥカバー。手軽につま先の防風・保温ができる人気商品です。

シューズにかぶせてみました。冷えやすいつま先～甲部分をすっぽり覆ってくれます。薄手で透湿性もあるので厳寒期には他のシューズカバーの内側に重ねてつま先の保温力をアップさせる使い方もおすすめです。

クリート部分はこんな感じ。着けやすく、クリートもしっかり出るので扱いやすいです。

CASTELLI
TOE THINGY
￥3,850-（税込）
フリーサイズ

デザインのカッコ良さで人気のカステリのトゥカバーは伸縮性と保温性、耐水性に優れたネオプレーン製。フリーサイズなのでサイズ選びに迷わないのも嬉しいポイント。

シューズにかぶせてみるとこんな感じになります。サソリのシンボルがアクセントとして映えます！

ソール側は穴が少し小さめのつくりなので、サイズ規格がやや大きいシマノクリートの場合はぐいぐい引っ張ってクリートを出し、下側に余り生地を押し込む必要がありますが、写真くらいで問題なくペダルに着脱できます。伸縮性と耐摩耗性が高いので思い切って引っ張ってOKです！

シマノ
DUAL ソフトシェルトゥカバー
￥3,190-（税込）
サイズ：M（40-41）、L（42-43）

裏起毛、防風、撥水効果の揃ったシマノのトゥカバー。メーカー記載の対応温度帯は10～15℃となっており、起毛の毛足が若干長め。

シューズにかぶせてみるとこんな感じ。

甲部分のカッティングがカーブを描いているため、クロージャーシステム部分への影響が少ない構造に。特にシマノシューズとの相性は抜群です！！

ベルクロ固定タイプなので、がばっとかぶせて留めるだけ。履くタイプに比べ生地が重なる分嵩張りますが、ペダルへの着脱に影響はありません。カバーの着脱がめちゃくちゃ楽ちんです！！

2つ穴シューズ（SPD/MTBタイプ）でも使える？

足先が冷えるのって、どんなシューズでも同じなのでは？？そんな疑問もあるかと思います。2つ穴シューズ（SPD/MTBタイプ）にも通気性はありますし、普通のスニーカーでも風を受ける足先は寒いです。

2つ穴タイプのビンディングシューズ。3つ穴タイプ同様にアッパー部分には通気孔やメッシュ素材が配置されていますが、

靴裏の通気孔はほとんどのシューズでついていませんので、3つ穴タイプのシューズよりは冷えにくいと言えます。厳寒期用のシューズカバーには2つ穴タイプ用のものがありますので、そちらがおすすめ。

シマノのトゥカバーはSPD-SL/SPD両方使用可能（DUALシステム）となっていますし、他のアイテムも2つ穴タイプのシューズにかぶせることができないわけではありません。（※一部装着できないモデルはあります）このように装着自体は可能です。

クリート部分はこんな感じ。きちんとクリートが出ているので、ペダルへの着脱も問題はないのですが、

自転車から降りて歩く場合、このようにトゥカバーの生地が一部地面と接触してしまいます。（シマノのDUALトゥカバーも同様）この状態で歩くと、地面と擦れた生地がすぐに傷んでしまい、破れやほつれの原因になってしまいます。

3つ穴タイプの場合、生地は地面と接触しません。

せっかく買ったアイテム、長く使えるように、2つ穴タイプのシューズや普段履きのシューズで使用する場合は少し面倒ですが『自転車から降りたらカバーを外す』ことを意識していただければと思います！！

トゥカバー・シューズカバー続々入荷中！！

防寒小物も新商品続々入荷中！！シューズカバーもだいぶ出揃ってきました！今からの季節、もうすぐ出番の来る防寒小物、しっかり準備して体の負担を減らしつつライドを楽しみましょう！！店頭で是非ご覧になってみてくださいね！！

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