いつから何を着るの？？秋冬アイテムは温度帯で選ぶ！！
by: ムカイ

秋冬アイテムは温度帯で選ぶ

「秋冬のウェアっていつ頃から着るの？」という質問を受けることが多いのですが、いつ切り替えるという明確な決まりや基準はありません。普段のお洋服同様に、その日の気温を肌寒く感じる人は厚着をし、気にならない人は薄着のまま過ごすので個人差が大きいです。なので、肌寒さを感じ始めたらこのあたりを着て、本格的に寒くなってきたらこのあたりを着る…といった感じの選び方になるのですが、そんな秋冬のウェア選びのだいたいの目安になるのが『対応する温度帯』です。

秋冬ウェアにはそれぞれ『着用する外気温の目安』がメーカー側で設定されています。外気温がそのくらいの時期に快適に過ごしやすいよう設計されているので、基本的には気温に対応したウェアを着用していただければOKなのですが、先述のように寒く感じる・感じないは個人差が大きく、同じ目安温度でもアイテムによって厚みがまったく違ったりもするので、メーカーの設定温度はあくまでも目安として、自分の寒さに対する耐性や走る環境に合ったものを選んでいただくのがベストです。

大きくわけて4つの温度帯がある

この『着用する外気温の目安』については、メーカーによっては商品タグに記載があるものの、大半の海外ブランドはWEBカタログ内のみでの記載なんてものも珍しくありません。そこで、ワイズロードではハンガーに温度帯チップをつけたり、温度帯を示すPOPやシールをつけて目安温度の表示を補助しています！

秋冬ウェアにはこんな感じで対応する温度帯を明示しています。温度帯チップや商品タグなどに表示されている温度→外の気温（目安）です。温度帯の分類は各メーカーにより様々なのですが、わかりやすいパールイズミの分類をベースにしています。

15℃帯（秋口～初冬、春先）
薄手～中厚手の裏起毛アイテム中心/基本的に防風性能は無し

10℃帯（秋口～初冬、春先）
薄手からやや厚手の裏起毛アイテム/一部薄手の防風素材を採用しているものがある

5℃帯（真冬）
厚手・裏起毛で防風性能がある

0℃帯（厳寒期）
厚手・裏起毛で防風性能がある/中綿に保温性の高い素材を用いているものが多く、よりあたたかい

ざっくりわけてこんな感じの4段階の温度帯があります。15℃と10℃、5℃と0℃は似通った系統になりますので、どちらか片方ずつ、例えば『10℃帯と5℃帯』といった感じで揃えていただくのがおすすめです。サイクルウェアの基本は重ね着（レイヤリング）による調整。アンダーウェアやウィンドブレーカーなどと組み合わせたり、組み合わせるアイテムの素材や厚みを変えることでより幅の広い気温に対応できるようになっていますので、まずは10℃～15℃帯のアイテムと重ね着の土台になるアンダーウェア、温度調整が容易なウィンドブレーカーを押さえ、余裕があれば0℃～5℃帯のより寒い時用のウェアを一緒にみておくとバッチリです。

なお、メーカーの設定温度帯が「5℃～15℃」といったように幅をもたせているものも多いのですが、この場合は中間の温度帯「10℃」で表示させていただいています。

温度帯の表示は「外の気温がそれくらいの時」に使用するイメージですが、例えば海沿いや川沿いなど風の強い場所では風速1mにつき体感気温が1℃下がりますし、山の場合は標高が100m上がる毎に0.6℃下がります。天気予報や温度計アプリで見た気温に比べて予想以上に寒かった！！なんてこともありますので、走りに行くときはそういった気温に関わる要素も確認した上で、対応した温度帯のウェアを選ぶのがおすすめです。

温度帯はあくまでも目安

寒く感じる・感じないは個人差が大きいので、気温が17℃くらいの日に10℃帯のジャージ＋αを着込んでいる方もいらっしゃれば、夏物で走り回っている方もいらっしゃいます。表示されている気温はあくまでも目安で、分類方法のひとつとしてみていただくのが良いかと思います。

また、個人差があるといっても着るものがまったく違うわけではありません。のんびり走るタイプの方や寒がりさんが5℃帯のアイテムを着用する頃に、ガッツリ走るタイプの方や暑がりさんは10℃～15℃帯のアイテムを着用する…といったように、「着るものは同じだけど着るタイミングがズレる」感じなので、自分がどういうタイプで何が必要かわからない！っていう方でも2つの温度帯をおさえておくと万全ですよ！！

着用するタイミングの”ズレ”の例をご案内した記事がございますので、是非こちらもあわせてご覧くださいね！
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ウェアの組み合わせ（重ね着）についての詳しいお話や、自分に必要な秋冬ウェアは何だろう？っていう方にはこちらもどうぞ。
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※いずれも少し古い記事なので紹介している画像の商品は生産終了のものが含まれますが、後継商品や類似商品が色々ありますので、温度帯ベースでご覧いただければと思います。

秋冬用アイテムを揃えて備えよう！

気温が下がったと思ったらまた上がって…を繰り返し、なかなか秋冬物に意識が向きにくいかもしれませんが、下がる時には一気に下がるのが秋の気温のこわいところ。必要なものは早めに揃えて備えましょう！！秋冬用アイテムもだいぶ出揃ってきましたので、今なら色々ご覧いただけますよ～！！同じ温度帯でも薄かったり厚かったり、着心地も様々なので是非店頭でご覧になってみてくださいね！！どういうものを揃えたらいいかわからない…という方も、走る場所や時間、寒がりかどうかなど教えていただければスタッフが選ぶお手伝いをさせていただきますのでお気軽にお声がけくださいませ！！

店舗受取が便利！

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