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2015/09/12 00:54
メーカーさんのご厚意によりお借りしました私の気になるホイール
【ゼンティス XBL 4.2 クリンチャー】のインプレを。
長文になりそうなので前編・後編にわけさせて頂きます。ご了承くださいませ。
スペックは
ゼンティス XBL 4.2
サイズ700C
リム高42mm
リム幅21mm
スポークF 20本/R 24本
対応タイヤチューブラー/クリンチャー
対応スプロケットシマノ11S/スラム、カンパ
平均重量1,255g(チューブラー前後セット)
1,437g(クリンチャー前後セット)
価格:260,000 円(税抜)
ちなみに上位モデルは
ゼンティス SQUAD 4.2
リム形式:チューブラー、クリンチャー
リムハイト:42mm
リム幅:21mm
スポーク数:F20本、R24本
平均重量:チューブラー1,154g、クリンチャー1,364g
サイズ:700C
対応フリー:シマノ11S/スラム、カンパニョーロ
価 格:330,000円(税抜)
特徴はリム、ハブ、スポーク、組み方とどれをとっても普通なところ・・・
な・の・に
なぜかこのホイールは速い!とサイスポで高評価を得ております。
(あえて書きますが・・・私はこの特集記事を読んでおりません。雑誌とは違う内容でも悪しからず・・・。)
ただ・・・このリムは決して普通じゃない。
触ってみると硬いのですよ。かなり。
中にウレタンが入ってるそうです。
そう、ライトウェイトやコスミックカーボンアルチメイトと同じような構造をしているとのことです。
予想ですが、リムに使われていいるカーボンの厚さは薄く、中のウレタンで強度を持たせているのではなかろうかと。
その方が軽く、強くできるそうな・・・。
更に特徴的なのはブレーキ面。
どういう処理をしているのか、どんな技術なのか私には解りませんが・・・
通常のアルミブレーキシューで使用可能。(ゼンティス特許)
(後編に書きますが・・・カーボンブレーキシューを使用した場合
目ん玉飛び出るくらいの勢いでシューはなくなるでしょうねぇ・・・。)
これは凄いことですよ・・・。大手メーカーができていないことを可能にしたのですから。
(やっていないのかもしれませんけどねぇ・・・。)
普段使いで常用しても問題なし。
決戦用に使用する際も、面倒なブレーキシューの交換もする必要なし!
もう一つ付け加えると
数少ないラテックスチューブが使用可能なカーボンクリンチャーホイールでございます。
あ。もう一つ。
この U マーク部分に マグネット内臓されております。
ハブは・・・
オリジナルということですが・・・。
おや。どこかで見たことある形、そしてこの回転の軽さ・・・
私の相棒2号で検証
平坦での反応:申し分ない加速。クリンチャーとは思えん。重量1400g台で速度維持も問題なし。
この感じは・・・FFWD F4R 240Sに非常に似ている。
似ていると書きましたが、このホイールはカーボンクリンチャーですよ。
1290g台のチューブラーと同じフィーリング、加速時のタイムラグが少ないというのは。。。
そして42㎜ハイトというリム高にこの重量。突き進んでいく感が素晴らしい。
明らかに一枚は重いギアを回している。(キシリウムSR 対比です。)
カーボンクリンチャーの雨天時の制動力も非常に気になるところ。
今回インプレした時は偶然にも台風前と重なり、あえて雨の中乗ってみました。
大雨の中ではありませんでしたが、路面は完全ウェット、小雨。
なんとなくの予感ではありましたが、問題なく効く。
モチロン、使用したのはアルミブレーキシューでございます。
ブレーキ面の傷も確認しましたが何も問題ないかと。
カンパの BORA に使われている3ディアマンテ処理かそれ以上に雨天時でも効く。
アルミと同レベルと言ってもいいぐらいです。
スッーと効ききらず、進んでしまうのではなく狙った位置からのブレーキングで狙った位置に止まれましたよ。
※レース速度のコーナーでは試してませんが、45㎞/hからのブレーキングで試しました。
後編では上りと下り、そしてアルミブレーキシューでの下り具合をお届けいたします。