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2016/01/05 20:24
2015年末にお店に届いた試乗ホイールがあります。
XENTIS
XBL 4.2 クリンチャー
リム高:42mm
リム幅:21mm
重量:前後1437g
最近流行のカーボンクリンチャーというものですが、アルミリム用のブレーキシューが使えるというところがポイントです!!
つまり、練習用のホイールから付け替えても調整の手間がかかりません!!
先日、出勤前の朝練で関西では定番コース(?)の十三峠にてテストしてみました。
と、その前に。
まず見た目、ビジュアルが最高にいいですね!!
42mmのリム高は高すぎず低すぎず。
どんなフレームにも合いそうです(^^♪
さて、では実際に乗ってみましょうか。
この峠に行くまでに30km弱のほぼ平坦路があるのですが、巡航性はなかなかいい感じ。
50mm以上のホイールと比べるとやや劣る場面もありますが、上りとのバランスを考えればちょうどいいと思います。
ハブの回転も非常に軽く、普段使っているレーシングゼロと比べてもほとんど見劣りしません!
いよいよ上りですが、強く踏み込んだ時の反応はやや鈍い感じ。タイヤが25Cというのもありますが、少しネバつく感触があります。
全体の剛性が高くないので、長い距離を乗っても疲労が溜まりにくいようになっておりロングライドやロードレースなど平坦から上りまで幅広く対応するような場面に向いているように思います。
体重や乗り方、フレームの剛性によってこのあたりの感じ方は変わってくると思いました。
下りはアルミリムの感覚に近く、急な制動でも安定感がありました。
冬場というのもありますが、リムが高温になる感じもなく下った直後もほのかに温かい程度でした。
あと、ブレーキシューが滅茶苦茶削れます!!
出発前のこれが、
こんな感じ。
お分かりいただけますか?
1枚目の取り方が分かりづらいですが、普通のアルミホイールを使っていて2枚目のような削れ方はあまり見ません。
たった2回の上り下りでこれですから、できれば専用のブレーキシューを使った方が良さそうですね。
総評としましては、個人的には硬めのホイールが好きですし、今乗っているフレームが柔らかいので短距離の登りには向いてない感じ。ですが実は計測したタイムはアルミリムのホイールと大きな変化はなかったので感覚的な部分だけなのかもしれません。
ホイールのトータルでのバランスは非常に良く、35km/h~の巡航はエアロ効果とハブの回転性能が相まって非常に気持ちいい。
このホイールでスズカのエンデューロに出たらどんな結果になるのでしょうか?
そんなことを考えながら走ってました。