日本最大級のスポーツサイクル専門店!関西地区品揃えNo.1ショップ!
2016/12/20 22:03
2016年もあと残すところ約10日・・・。
振り返るとこの一年、ホイール業界ではカーボンクリンチャーとワイドリム化が勢力を拡大。
軽量で高剛性なフレームが増えた為か、ホイールは逆にわずかな重量増と引き換えに安定感や快適性の向上を狙ったものが大幅に増えました。
かつての名作、定番ホイールも軒並みワイド化し、多くの新モデルが登場しました。
一方ナローホイールは淘汰されてしまうのか!?
とにかく軽さを追求するヒルクライマー、小柄でパワーのない女性ライダーなどにとって重量は少しでも減らしたい要素のひとつ。
そんな人たちにとってこのワイド化の流れはやはりマイナスのデメリットの方が大きくなってしまいます。
そんな中、ひとつのモデルでワイドとナロー両方のラインナップを揃えるモデルがあります。
MAVIC
KSYRIUM PRO SL (キシリウムプロSL)
¥140000+税
ワイズロード価格
¥126000+税
前後重量:1395g
アルミホイールで1400gを下回る、間違いなくクラス最軽量ホイール。
(ワイドリムバージョンは「KSYRIUM PRO」、前後1475gとなります。)
アルミリムにルーツを持つMAVICだからこそ出来る、随所に使用される軽量化のためのテクノロジーの数々。
知れば知るほど改めて素晴らしいホイールだと思います。
他社が軽量なチタン製やアルミ製のフリーボディを使用して軽量化をしていく中、MAVICは未だにスチール製のフリーボディを使用しています。
なぜでしょうか?
それは様々な世界的レースでサポートをし、いろいろなメカトラブルを現場で見てきたMAVICだからこそ最もトラブルの少なく耐久性の高い素材を使いたかったからだと思います。
ハブにセラミックベアリングではなく、スチール製のシールドベアリングを使用している理由も同じ。
丈夫でよく回り、壊れても交換がすぐ出来る。
一般のホビーユーザーにとってこれってとても重要じゃありませんか?
ハブのメンテナンスもとっても簡単。
その様子はコチラをご覧ください。
セラミックベアリング=良いホイールではないのです。
スチール製フリーを使用しながらもこんなにも軽いのはなんといってもリムのおかげ。
この滑らかな曲線のリムは「ISM4D」というMAVICの得意とする切削技術により、一本一本仕上げられます。
レーザー計測により性能を落とさずに削れる限界点を見極め、無駄を極限まで削ぎ落としたリムは軽く、もはや芸術の域!?
リムの切削についてはMAVICが特許を持っているらしく、他社メーカーは真似ができない独自の技術だそうです。
さらにニップルを受けるネジ(タップ)を直接リムに造ることでここでも軽量化。
一見簡単な事のようにも思えますが、これがとっても大変な作業らしいです。
他にも様々な技術をつぎ込み軽量に仕上げられたリムは加速性能、登坂性能が高く、しかも耐久性や剛性も妥協していない今考えられるアルミホイールの終着点とも思える完成度。
自転車に速さではなく軽さを求める方には是非、KSYRIUM PRO SL を。
体格のある男性や安定感を求める方には KSYRIUM PRO がオススメです。