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サグ、取れてますか?
by: 大阪本館

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MTBは、ライダーに合わせてサスペンションを設定する必要があります。

その中でも基本となる、ライダーの体重に合わせてサスペンションを調整することを、「サグ出し」とか「サグを取る」といいます。

まずはリアサスから。

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最初にダンパーを全開放にします。

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このリアサスはOリングが付いているので、一番奥へ寄せておきます。

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サスポンプを取り付けて、マニュアルの規定値まで空気を入れます。

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サスポンプを取り外して乗車、ペダルの上に立ち上がって体重をかけます。

降車後にOリングの位置を確認して、ストローク量が全体の20~30%に収まっていればOK!

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リアサスが設定できたら、次はフロントサス。

同じようにダンパーを全開放にします。

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フロントサスにはOリングが付いていなかったので、代わりにタイラップを巻きつけて、一番下にセットしました。

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マニュアル通りに空気を入れるのも一緒。

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サスポンプを取り外してから同じように乗車して、タイラップの位置で沈み具合を確認。

こちらも全ストローク量の20~30%に収まるよう、空気圧を調整します。

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タイラップをこのままにしておくと、汚れが溜まってサスペンションのインナーを痛めるので、一番上に寄せるか外してしまいます。

DSCN2483[1]

 

 

 

サグを取った後に乗車すると、前後のバランスも取れて、同じようにストロークするはずです。

新車はなじみが出てくるとサグが変化するので、ある程度乗ったら、また同じ作業を行います。

またタイヤと同じように、サスの空気も抜けていくので、定期的に補充する必要があります。

 

 

どんなに高価なサスペンションも、ライダーに合わせて調整されていなければ、本来の性能を発揮できません。

あなたのサスペンションは、サグ、取れてますか?

 

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