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2017/07/04 00:41
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先日自転車ホイール最大手メーカー「MAVIC」の新商品発表会に行ってきました。
すでに各種メディアでも取り上げられておりますが、今回の目玉は「ロードホイールのUST化」。
USTはすでにマウンテンバイク用ホイールでは採用されている「チューブレスタイヤ」のテクノロジーですが、それが今回ついにロードバイクにも採用されました。
チューブレスタイヤと言えばどんなイメージがありますか??
多くの方はチューブレスタイヤ=固くて取り付けが難しいと思っているのではないでしょうか。
またその中の多くの人は実際には使ったことがないと思います。
僕もその中の一人でした。
チューブレスタイヤはうまく取り付けないとエア漏れしやすく、各タイヤメーカーは少しでもリスクを減らそうとタイヤの直径を少し小さめに作っているものが多いそうです。
一方ホイールメーカーも同様にホイールを少し大きめに造っているため、その結果チューブレスタイヤは非常に取り付けしづらくなっているのです。
ホイール最大手の「MAVIC」が今回新たに採用したロードUST。
ホイールとタイヤ両方を開発しているMAVICだからこそ、それぞれのサイズを最適化し取り付けしやすくエア漏れが少ないタイヤとホイールの組み合わせを作ることが出来ました。
またそのホイールも非常に製品誤差が少なく、アルミリムを得意としてきたマヴィックの技術がふんだんに使われています。
実際に取り付け・取り外しの実演も体験させていただきましたが、正しい手順を踏めば本当にクリンチャータイヤと同じ感覚でタイヤレバーなしでも脱着が可能です。
また非常に気密性が高いのでなんと携帯用の空気入れでもしっかりと空気を入れることが出来るのです。
これは大きなメリットで、チューブレスタイヤの「出先でパンクした際に修理が大変」という心配をしっかりと解消してくれています。
他のホイール大手メーカーがある意味“片手間”のように展開しているチューブレスレディや2WAY-FITホイールと違い、ロード向けホイールのほぼ全てのラインナップがチューブレス化した今回のモデルチェンジ。
今後のホイール界の流れが大きく変わる可能性を秘めています。
大阪本館の最初の入荷は超定番アルミホイール「キシリウムプロUST」と「キシリウムエリートUST」が7月中に入荷予定です。
チューブレスタイヤに対応したにもかかわらず重量は前モデルから変更なし。
今からホイールの買い替えを検討中でしたら間違いなくキシリウムシリーズがオススメです!!