日本最大級のスポーツサイクル専門店!関西地区品揃えNo.1ショップ!
2018/04/23 01:13
前回記事が思いもよらぬ反響でしたので、
早急に選んだ理由をあげさせて頂くことになりました!
MAVIC
COSMIC PRO CARBON SL UST
数あるホイールの中からこのホイールを選んだ理由。
と、その前に私の選ぶ基準。
・セミディープであること。
・重量が1,500g以下であること。
・制動力があること。
・リム剛性が高いこと。
・見た目。
以上を満たし、ここ2年ほど使用してきたものが
Xentis(ゼンティス)XBL4.2カーボンクリンチャー。
個人的にDOGMA65.1との相性が抜群で、非常に重宝してきたホイールです。
今でいうナローリムであることも要素として重要でした。
(なぜなら・・・この65.1の金型のモデルに25cクリンチャータイヤはステーに干渉する可能性が大いにあり得るからです。
※全ての25cというわけではありません。)
しかし、
このお気に入りのカーボンクリンチャーにも弱点はあります。
むしろカーボンクリンチャーの弱点とでもいいましょうか。
それは
パンク時のリスクと雨天時のグリップ力。
高速での下りでパンクしたら・・・それがスローパンクならまだいいですが・・・。
雨天時にドライコンディションと同じ空気圧で走れば、グリップ力は低下します・・・。
グリップ力をあげると転がり抵抗が増えますし、パンクのリスクは高くなります。
レース一択でみるとチューブラーの選択肢になりますが、我々はプロレーサーではございませんので・・・
普段使いや、パンク時の交換の手軽さも重視したいところですよね。
→よってチューブレスの選択肢へ。
なぜMAVICなのか?
USTによりタイヤの着脱が非常に容易だから。
MAVICの乗り味が好きだから。
「WTS」という「タイヤとホイールを全体でシステム化する」というMAVIC独自の考え方。
言ってしまえば、ホイールとのマッチングが非常によくて乗り心地、空力とあらゆる面でバランスがよいです。
グラフィックが好きだから。
が主な理由です。
では
最初の項目に沿ってそれぞれをMAVICにあてはめて。
・セミディープであること
リム高40mm。広く知れ渡ってきた35~40mmハイトのセミディープホイール。
上りも、平坦もこなせるオールランドに使えるリムの高さで
実際にヒルクライム、クリテリウム、ロードレースと多くのシーンで見ます。
ディープホイール程の重量がない故に、加速の速さがあり、エアロ効果もそれなりにあるというのがポイントです。
→40mmハイトでクリア
・重量が1,500g以下であること。
私はヒルクライマーではありませんが、ヒルクライムは好きなジャンルです。
当然、山だって上ります。
またロードレースにおいて上りはあって当然。
勝負を決めるポイントが上りである事も少なくありません。
だったら、軽い方がいいじゃないかということです。
重要なのは軽すぎると、平地巡行の際に進みにくいというところ。
山もそこそこ上れて、平坦、下りで慣性が働き自然と転がってくれる重量の目安が
1,300g~1,400g台。(あくまで私個人の勝手な感覚によるものです。)
ここは好みが分かれるところであり、外周部が軽い、中心部が軽いによってもホイールの性質が変わるところですが、
今回はあくまで全体の重量でみております。
そして、超軽量な外周部ではないという認識です。(チューブラーのリムは軽いので)
・制動力があること。
ここは超重要視すべきところですね。
ドライ時はもちろん、ウェット時にもブレーキが効くことが選択の条件です。
このコスミックプロカーボンSL USTのブレーキ面は「iTgMax」が施されおります。
カーボン繊維を痛めることなくレーザーでブレーキ当たり面のレジンを焼くことでリムの耐熱性を強化し制動力を向上させるこのテクノロジーによって、リムの表面温度が200℃まで上昇してもフェード現象(熱による制動力の低下現象)が発生せず、安定したブレーキパワーを発揮することが可能となっている。
というのがメーカーの謳い文句。実際に営業さんが命を懸けて(?)ツールのコースを上って下って試してこられたようで。。。
説得力もめちゃ高かったです。
私自身も昨年、雨天時に試したことがあるんですよ。この制動力を。
これはレースで十分使えるなと思って、前々からチェックはしておりました。
・リム剛性が高いこと。
→単純に硬くて、踏めば踏むだけ進むという縦の剛性だけの話ではありません。
ダンシングやスプリント時にシュータッチしないかという横剛性を含めた事を指しております。
とても高価なホイールなのに横剛性があまりないというホイールを知っているので(たまたま、引いたホイールが外れ個体だった可能性もありますけどね。)
430gとされるこのリム重量はチューブレスレディという見方をするなら十分軽量であり、剛性も高い。
・見た目がカッコいいこと
ここは好みの問題ですが、私は好きなのです。
これらを全て満たし、なおかつ雨天時のグリップ力もあり、転がり抵抗も低い
→チューブレス。
→更に着脱も容易。
イソパルステクノロジー(反フリー側タンジェント、フリー側ラジアル組)という
考え方が好きというのもあります。
というわけで決定。
あえて言うならもう少し軽ければ文句ないんですけどね(>_<)!
しかし、それを上回るメリットがあります。
長くなってきたのでネガティブ面も含めてインプレは次回に。
COSMIC PRO CARBON SL UST (画像のスプロケットは付属しません。)
定価 ¥280,000
→10% OFF!!
¥ 252,000 - + Tax