日本最大級のスポーツサイクル専門店!関西地区品揃えNo.1ショップ!
2018/08/05 06:36
お店のライドイベントとは関係ないのですが、
ネタ的に面白かったので今回は特別に記事としてあげさせて頂きました。
2018年7月28日
朝7時過ぎとある峠の麓。
6人の戦士が進行を開始していた。
っと、その前に・・・
今回参加のメンバーをご紹介!
イナーメ信濃山形所属
和光ケミカル走る営業マン我らがトヨカツさん!
2017富士ヒル王者 ヤマトさん!
そしてご一緒させて頂くのは初になります。
Jプロツアーで戦うやんぼーさん!
私と同じく実業団E1で戦うジャスさん!
と私。
最後に今回のメインゲストになります。
イナーメ信濃山形所属、2015年TT日本王者
当社バイオレーサーでもお馴染みの
中村龍太郎ことドラゴン様です。
いやぁ・・・豪勢なメンバーですこと。
そして、集まった当日に宣告された行先は
暗峠(くらがりとうげ)
日本一の酷道との呼び声も高い最急勾配30%OVERを誇る激坂を超えた超激坂。
距離2.4km
平均勾配17.0%
前日にはグリーンロードとか金剛山とか言ってたじゃあないですかぁぁぁ~。
これも関東からのゲストライダ―様に思い出を作ってもらおうという企画故!?
こうして
命がけ(かもしれない)ヒルクライムが開始されたのであった。
・・・
・・・
・・・
あまりに勾配が酷過ぎてほぼ後ろを見る余裕はなし。
富士あざみラインの比ではありませんw
こんな滑り止めのある道がスタートからずっと、ずーーーーと続きます。
少しでも荷重配分をミスると前輪が浮いたり、後輪が滑ったりと恐怖の連続。
その恐るべき勾配故、ケイデンスは時に40回転を下回る。
バ、バカな・・・
30回転で心拍数は190を超えるだと!?
39-25tというギアだったこともあり、
ペダルを回しているというよりは・・・
まるで尺取虫のような動きをしていた気が・・・(-_-;)
この酷道の難しいところは勾配だけでなく、その路面。
ボコボコに加え、至るところに“溝”があり容赦なく、“コロシ”にかかってきております。
そして、ピーという機械音が。
『パワーメーター電池切れのお知らせ(*´▽`*)』
せっかくの命がけの企画なのにデータ取れず。
※帰路時の撮影です。
それにしても・・・
かつてここまで腕力、上半身を必要としたヒルクライムがあっただろうか!?
辛すぎて先頭を走るトヨカツさんのケツと地面しか目に入っこない。
対向車が来る度に、進路を制限されビビる。
スタート前に
「じゃあ頂上で。」
と言っていた意味を理解する。
自分のペースでしかいけへんやん!
転ぶと思ったこと数回。
皆、何とか無事!?(あの恐怖を無事と言っていいのか!?)頂上に到達。
龍太郎さん笑ってるぞぉ!!!
フィニッシュ少し手前からはパヴェが容赦なく待ち構えてくれているのです。
もう素敵すぎて雨の日は絶対上れないですし、走れないと思っております。
FTP戦艦 YAMATOさんのクライミングバイク。
スーパー目立つw
龍太郎さんのバイクのハンドル周り
兎に角。
もう数年、いや二度と来ないと心に強く誓う。
そして、
下りが怖いこと怖いこと。
後輪ロックしたこと数回。
今一度、ここにはもう来ないと固く誓う。
最大勾配の箇所で皆さんと戯れるw
この日の練習?まともに走った距離は2.4kmのみw
もはや十三峠の勾配が坂に見えなくなるという錯覚を覚えられます。
遊んでくれた皆様ありがとうございましたー!!!
画像提供:兼松大和 様
今回、暗峠を制したホイールは
XENTIS SQUARD
2.5カーボンクリンチャー(ナロータイプです)
実重量1208g(リムテープ含む)
8月最終日曜日には
ノリクラが待っています。
決戦用ヒルクライムホイールを選ぶなら今でしょう!!