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2018/09/28 20:57
ヨーロッパのロードレースシーンでは25Cタイヤが一般的になり、石畳で有名なパリ~ルーベでは優勝したサガン選手を始め28Cが大半を占め昨年優勝のヴァン・アーヴェルマート選手は30Cをチョイスするなど幅広タイヤが広がっています。
日本の綺麗に舗装された路面であれば23Cで十分という意見もありますが、ホイールがワイドリム化し25Cとの組み合わせが推奨(メーカーによっては25C以上でなければ保証対象外)されており無視できなくなっております。
自分も苦手なヒルクライムの時には軽さを求めているのでなるべく軽いタイヤを装着します。
今回は有名5ブランドの25Cハイエンドタイヤの実測重量を紹介したいと思います。
ブリヂストン
EXTENZA R1X
¥5,800+税
実測重量187g(カタログ値190g)
今回の中で最も軽量なタイヤです。オールラウンドな性能で万人受けするタイヤに仕上がっています。
上野アサゾー店のブログにて商品紹介がありますのでこちらも参考に
コンチネンタル
GP4000S2
¥7,000+税
実測重量225g(カタログ値225g)
ここであえて紹介する必要があるのかというくらい人気のGP4000S2。乗り味はちょいと固めですがレーシングタイヤなのに高耐久&なかなかの耐パンク性能を誇ります。
今回の実測とカタログ値が同じなのはGP4000S2だけでした。優秀ですね!!
ミシュラン
POWERコンペティション
¥8,100+税
実測重量211g(カタログ値211g)
トライアスリート大好きなミシュラン。自分もプロ2、プロ3時代からお世話になってます。モチモチした独特の乗り心地がランに脚を残したいトライアスリートに支持されているのではないでしょうか。
新宿ビギナー館のブログも参考までに
ピレリ
P ZERO VERO
¥6,900+税
実測重量213g(カタログ値210g)
現在自分が使っているP ZERO VERO。GP4000S2から交換しましたが伸びがよくクッション性も高いと思います。耐摩耗性とパンクへの強さはまだ分かりませんがGP4000S2に分があるのではないでしょうか。
ヴィットリア
CORSA
¥7,800+税
実測重量256g(カタログ値255g)
言葉では言い表しにくいのですが「しなやか」という表現が一番しっくりくるタイヤです。ミシュランやピレリのモチモチした感じでもなくGP4000S2のかっちりした感じでもなく何とも言えない乗り味です。
グラフェンというコンパウンドに使用し、これまで苦手だった耐久性も手に入れました。自分は路面の段差でサイドカットしてしまい別のタイヤにしましたが2000km走っても全然減っていませんでした。
まとめ
実測の軽い順に並べてみました。
モデル | 実測重量 |
EXTENZA R1X | 187g |
POWERコンペティション | 211g |
P ZERO VERO | 213g |
GP4000S2 | 225g |
CORSA | 256g |
際軽量のEXTENZAと最重量のCORSAを比べると69gの重量差があり、例えば現在CORSAを装着していてEXTENZAに交換した場合2本で138gの軽量化になります。(CORSAが悪いというわけではありません。プロ仕様の優秀なタイヤです)
前後ペア1500gのホイールが前後ペア1362gになったらとても軽いと感じますよね。
転がり抵抗だったり耐摩耗性など単純に軽さだけではタイヤの良し悪しは図れませんが少しでも軽くしたいヒルクライムでは大きな武器になるのではないでしょうか。
交換・アップグレードの参考になれば幸いです。