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新型 SUPER SIX EVO の空力性能とは!! どのように進化した?? メーカーさんから勉強した知識公開します!!
by: 大阪本館

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今回は車体紹介でなく、車体のテクノロジーに触れてみたいと思います!!!

 

 

先日、新型 SUPER SIX EVO(S6EVO) が発表されました。

 

 

 

 

以前のモデルと比べると、かなりスッキリした形になりましたね。

 

 

 

そこにはCANNONDALE独自

 

テクノロジーが隠されているのです。

 

 

 

 

 

 

 

時は戻りますが、2019年CANNONDALEらしからぬ車体が発表されました。

 

そう、

 

SYSTEMSIX 

です

 

 

 

 

 

SYSTEMSIX は、特に軽いという訳でなく

空力に重きをおいてます。

 

 

 

それも、重量と空力性能は20km/h以上では

 

空力性能の方が大きな抵抗になります。

 

 

 

 

CANNONDALEは実験を繰り返し、SYSTEMSIXを開発しました。

 

 

 

 

そして、この車体は6%までの傾斜では前作S6EVO(S6EVO GEN2)よりも

 

 

 

 

 

速い。

 

 

 

という結果を出してます。

 

 

 

 

 

 

新S6EVOは、SYSTEMSIXのDNAも受け継ぎ開発されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バイクのフレームのパイプ形状は、様々な形状があります。

 

 

丸と流線型

それぞれの空気抵抗は以下の通りです。

 

 

スクリーンショット (16)

(CANNONDALE参考し作成)

 

 

 

流線型の方は、1桁も違います。

 

 

 

 

S6EVOはこの流線形を基に、パイプ形状を開発しました。

 

形状は以下の通りです。

 

 

 

スクリーンショット (17)

(CANNONDALE参考し作成)

 

 

S6EVOは上の図のような形状にする事により、空力性能を大きく向上させております。

 

 

 

 

更に、新型ステム使用により

 

48km/h時に、-9.1W

 

 

 

 

 

新ホイールにより

 

48km/h時に、-5.8W

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スクリーンショット (18)

(CANNONDALE参考し作成)

 

そして、上の図の様にフロントフォーク(前足部分)と

 

チェーンステー(リアホイールを支える斜めの部分)

 

の上が揃ってます。

 

これにより前方投影面積が減り、空気抵抗の低減に役立ってます。

 

 

 

 

 

それら全てあわせて、S6EVO GEN2 と比べて

 

30Wの削減(48km/h)

 

に成功してます。

 

 

 

 


 

 

 

また、快適性も向上しています。

 

 

 

S6EVOは先程の図でもご紹介した、

 

チェーンステーの位置が変わることにより

 

S6EVO GEN2とは大きく異なるしなり方をします。

 

 

スクリーンショット (19)

(CANNONDALE参考し作成)

 

 

上の図の様に、しなりGEN2の物よりしなりが大きくなります。

 

結果、快適性が向上しております。

 

 

S6EVO GEN2と比較すると18%も快適性が向上しています。

 

 

 


 

 

S6EVO GEN2から比べると

 

・空力 - UP

 

・重量 - 同じ

 

・剛性 - 同じ

 

・快適性- 18%UP

 

 

 

 

 

このように大きく進化した

 

SUPER SIX EVO

 

 

良ければ見に来てください。

 




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