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2019/08/19 19:37
今回は車体紹介でなく、車体のテクノロジーに触れてみたいと思います!!!
先日、新型 SUPER SIX EVO(S6EVO) が発表されました。
以前のモデルと比べると、かなりスッキリした形になりましたね。
そこにはCANNONDALE独自の
テクノロジーが隠されているのです。
時は戻りますが、2019年CANNONDALEらしからぬ車体が発表されました。
そう、
SYSTEMSIX
です
SYSTEMSIX は、特に軽いという訳でなく
空力に重きをおいてます。
それも、重量と空力性能は20km/h以上では
空力性能の方が大きな抵抗になります。
CANNONDALEは実験を繰り返し、SYSTEMSIXを開発しました。
そして、この車体は6%までの傾斜では前作S6EVO(S6EVO GEN2)よりも
速い。
という結果を出してます。
新S6EVOは、SYSTEMSIXのDNAも受け継ぎ開発されました。
バイクのフレームのパイプ形状は、様々な形状があります。
丸と流線型
それぞれの空気抵抗は以下の通りです。
(CANNONDALE参考し作成)
流線型の方は、1桁も違います。
S6EVOはこの流線形を基に、パイプ形状を開発しました。
形状は以下の通りです。
(CANNONDALE参考し作成)
S6EVOは上の図のような形状にする事により、空力性能を大きく向上させております。
更に、新型ステム使用により
48km/h時に、-9.1W
新ホイールにより
48km/h時に、-5.8W
(CANNONDALE参考し作成)
そして、上の図の様にフロントフォーク(前足部分)と
チェーンステー(リアホイールを支える斜めの部分)
の上が揃ってます。
これにより前方投影面積が減り、空気抵抗の低減に役立ってます。
それら全てあわせて、S6EVO GEN2 と比べて
30Wの削減(48km/h)
に成功してます。
また、快適性も向上しています。
S6EVOは先程の図でもご紹介した、
チェーンステーの位置が変わることにより
S6EVO GEN2とは大きく異なるしなり方をします。
(CANNONDALE参考し作成)
上の図の様に、しなりGEN2の物よりしなりが大きくなります。
結果、快適性が向上しております。
S6EVO GEN2と比較すると18%も快適性が向上しています。
S6EVO GEN2から比べると
・空力 - UP
・重量 - 同じ
・剛性 - 同じ
・快適性- 18%UP
このように大きく進化した
SUPER SIX EVO
良ければ見に来てください。