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2019/12/13 13:18
IRCの「ASPITE WET」には何の罪もないのですが。
24C(実質23C)というちょっと細めのタイヤ幅が通勤コースと相性が悪い。
このタイヤの細さと路肩に点在する網との相性が悪く、乗り越える際に微妙に
ハンドルを取られて気持ち悪いのです・・・
というわけで。
前々から気になっていたVITTORIAのルビノ(25C)に交換することに。
〇VITTORIA RUBINO PRO G2.0 2本パック ¥7,110-+TAX
ヴィットリアを代表するタイヤと言えば「CORSA」。
グラフェン化で無敵の完成度を誇る良タイヤとなりましたが、フラッグシップ
モデルなだけあって1本でも結構いいお値段。
今回のテーマは通勤車のタイヤなのでランニングコストも重視です。
グラフェン化する前の「RUBINO」は使った事があるのですが、正直なところ
極普通のミドルグレードタイヤという印象でした。
それがこの最新Ver.になって、どこまで進化しているのか。
やっぱりルビノはルビノなのか。
タイヤ重量は実測で1本あたり34gのプラス。
サイズがワンサイズ太くなっているとはいえ、これだけの重量増はコギ味に
それなりの影響を与えてきそうです。
上:IRC ASPITE(24C) 下:VITTORIA RUBINO(25C)
こうやって見比べると確かに太くなっているとわかるのですが、組み付けた
段階ではそれほど太いタイヤに変わったような気がしないという・・・
で、実際に使ってみて。
旧型のルビノに比べると、ベッタリした走りの重さが感じられなくなった分
転がりが大分軽くなっていました。
グラフェン化による「転がり抵抗軽減」の効果がはっきりと感じられます。
グリップに関しては可もなく不可もなく。ここはちょっとコルサ風。
乗り心地に関しては、コルサのような期待はしない方がいいかもしれません。
150TPIとそれほど硬いケーシングでは無いのですが、つぶれる感じが少な目
で結構コツコツと振動を拾います(エア圧は100PSIに設定)
ホイール外周部の重量プラス34gの影響は大きく、加速の際にはちょっとした
タイミングの遅れみたいなものはありました。
ただ、これらの感想はあくまでもフラッグシップタイヤと比べての話。
1本が5000円以下で買えるミドルグレードタイヤと考えれば、転がりの軽さは
優秀なレベル、他の要素も使っていて不満を感じる程ではありません。
これでメーカーが言う通り減りが遅くてパンクに強ければ、通勤車用タイヤ
に求める機能は高い次元で満たしてくれていると考えます。
大阪店の店頭在庫は残り2セット。
愛車のタイヤをチェックしてみて「ちょっと痛んできたなぁ」と気付いた時が
交換のタイミングです。