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2020/01/12 19:40
去年の夏の新型発表会の時に「13」の最上位モデルには乗っているのですが
スタンダードなグレードはこれが初めて。
パーツの良さに惑わされない、真のフレームの実力が見られるのでは・・・
とちょっと期待しながら、片道12Kmの通勤インプレライドです。
〇CANNONDALE 2020 CAAD13 105 DISC ¥210,000-+TAX
もちろん、このCAAD13も「スタートUPキャンペーン」の対象車種。
通常は、現金でのお支払いの場合3%分のポイント付与となるのですが
今ならキャンペーン期間中につき「10%」と大幅増!!
(カードでのお支払いの場合のポイントは5%分となります)
〇まずは見た目。
ダウンチューブのブランドロゴを廃した、かなり攻めたグラフィック。
これを新しいと取るか、それとも物足りないと取るか・・・
フレームサイズが58と大きいので、ちょっと間延び感が出てしまっている
のが残念に思えます。
真横より斜め後ろからのアングルの方がカッコいいかも。
〇乗ってみての第一印象。
ヒラヒラというよりしっとり。
CAAD12で見られたような腰高感やピーキーさは影を潜め、少し落ち着いた
ような印象です。
従来はカーボンバイクと同じベクトルで「カーボンキラー」を目指していた
ような感じでしたが、この13からはアルミバイクならではの良さを伸ばして
いくことで、異なる土俵で勝負しようと考えたようにも思えます。
〇乗り心地。
カーボンバイクと比べると、さすがにここは分が悪い。
少し太めの28Cタイヤを履いていても、大きい衝撃を捌ききれない感じ。
前回試乗したトップモデルが、カーボンハンドル・カーボンピラーだった
ので余計にそう感じられたのかもしれません。
ですが細かい振動は上手く丸めこんでくれているので、アルミフレームと
いうイメージからするとかなり快適に感じます。
〇加速性能。
28Cタイヤの重さに慣れていないだけかもしれませんが、軽く脚を回して
いる=流している状態では、そこまでの速さは感じません。
そこから気持ち強めにペダルを踏むと、スムースに速度が伸びていきます。
特にダンシングでの進み方が気持ちいい。
フレーム剛性がやや高そうなので、ある程度の入力が必要にはなりますが
しっかり踏めばしっかりと速さで応えてくれます。
向かい風があまり気にならなかったので、フレームのエアロ効果も高そう。
〇まとめ。
CAAD10や12のデビューの頃とは時代が違うこともあり、前作と同じ路線で
孤高の存在を目指すのではなく、今のトレンド内でのベストなアルミバイク
を目指す方向に切り替えてきたような気がします。
この変化を良しとするか否かで、バイクの評価が変わってきそうですが。
価格帯が近いエントリーグレードのフルカーボンバイクと比べたら、依然と
して個性は強く、金属フレームならではのバネ感のある走りが楽しめました。
一台でなんでもこなすというのが目的ならやはり普通のS6EVOがオススメ。
お手頃価格で「速く」走りたいというのならCAAD13は間違いなくその想い
に応えてくれるでしょう。
ちなみに。
ポイントの増額分でまず買いたいのは「軽い28Cタイヤ」かも。