日本最大級のスポーツサイクル専門店!関西地区品揃えNo.1ショップ!
2020/02/10 12:30
端正な見た目からは想像できませんが、ビアンキの中でのポジショニングは
「エンデュランスロード」。
とは言え一般的なロングライドに向けたキャラクターではなく、あくまでも
クラシックレースや本気のグランフォンドに軸足を置いた、快適でかつ速い
「インフィニートCV」が・・・最終特価40%OFF!!
〇BIANCHI 2019 INFINITO CV 105
¥468,000-+TAX → ¥280,800-+TAX!!
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エッジが効いたフレームデザインは、エンデュランスという言葉から想像する
しなやかさや柔らかさのようなものがまるで感じられません。
先入観ナシで見たら、これは間違いなくピュアレーサーのルックスです。
このモデルを象徴する、特徴的な逆スラント形状のフロントフォーク。
〇ナレロの〇NDA的な狙いがあるのでしょうか。
特にエアロを売りにしているわけではなさそうですが、ヘッドチューブから
フロントフォークにかけての一体感のある造形も見事の一言。
太くてゴツい、全くしなりが期待できなそうなリアの集合部。
快適性を上げるためには、フレームを細くしたり変形させたりして積極的に
力を逃がす場所を作って乗り心地をコントロールする必要があるのですが
ビアンキはカーボン素材に混入させたCV(カウンターヴェイル)という技術
で路面からの振動を「キャンセル」してしまいます。
その効果は実際に体感するまでは半信半疑でしたが、CV搭載のプロモデル2台
オルトレ、スペシャリッシマのどちらも驚くべき乗り心地の良さ。
(インフィニートはサイズが合わなかったので・・・)
スペシャリッシマの乗り心地はシルキーといっても良いレベル。
オルトレはあれだけボリュームがあるフレーム形状にも関わらず、ゴツゴツと
した嫌な感触がありません。
フレーム形状は運動性能最優先、そこにカウンターヴェイルで乗り心地の要素
を補う、というビアンキの考え方とそれを実現する技術力がスゴい。
搭載コンポは油圧ディスクブレーキの105。
足周りはフルクラムのレーシング600+28Cのヴィットリア。
CV搭載フレームが高コストなことを考えれば、かなり良心的なパーツ構成と
といっていいでしょう。
フレームサイズは55と少々大きめ
おおよその適正身長は180cmくらいでしょうか。
(詳細なフィッティングはバイオレーサーにて計測いたします)
振動吸収性の高さが必要な「レース」のために開発されたインフィニートCV。
抜群の快適性とハイレベルな速さを両立させたスーパーバイクです。
大多数のライダーにはメリットでしかないこのキャラクター性・・・
もしこれが57サイズだったら、自分が買っていたかもしれません。