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日本最大級のスポーツサイクル専門店!関西地区品揃えNo.1ショップ!
2020/04/11 15:29
レーシングゼロのステンレススポーク版、といった印象が強かった旧「R3」。
ただ、レーゼロ特有のキレキレの走りはアルミスポークの存在があってこそ。
実際「ゼロ」と「3」との間には結構な差が感じられました。
それもあってか、新型となったレーシング3はゼロらしさを追いかけるのでは
なく、フルクラムのスタンダードな乗り味を追求してきたように思われます。
〇FULCRUM RACING 3
¥82,000-+TAX → ¥73,800-+TAX!!
ワイドリムのトレンドに合わせて、C15→C17化させただけかと思いきや・・・
かなり大規模に手が入れられているところに、フルクラムの本気を感じます。
旧型と大きく変わったのが切削のパターン。
空力的に悪影響を及ぼしそうなザックリとした縦削りではなく、斜めに削ぎ
落すような感じの削り方へと変更されています。
これによって、リムハイトを変化させずに重量を軽減することが出来るよう
になりました。
そのリムハイトですが、フロント27mm・リア30mmと前後で微妙に変えて
ハンドリングへの影響とエアロ効果を両立。
見た目からは全くわかりませんが、素材自体もレーゼロと同じ6082系アルミ
が採用され、より軽く高強度なリムへと進化しています。
フリーボディは黒くPEO処理されたアルミ製。
気休めとしか思えない肉抜き加工にどこまで効果があるかはわかりませんが
ホイール重量は1,560gとなかなか優秀な数値となっています。
フルクラムらしい推進力を支える2:1スポ―キング。
カンパのG3と比べて均等なスポークレイアウトとなっている分、途切れなく
ダイレクトに加速していくようなイメージがあります。
カンパのタメを取るか、フルクラムのキレを取るか。
ZONDAと比べた時、ここがチョイスの分かれ目になるかもしれません。
特殊過ぎるレーゼロ一族を追いかけるのは止め、力強い加速とバランスの良い
乗り心地というフルクラムらしさに立ち返った現行「レーシング3」。
トレーニングからレースまで、使い込めば使い込むほどその良さが感じられる
ツウ好みのホイールが、さらなる進化を遂げました!!