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2020/05/17 17:06
ピナレロの歴史的にも大きな意味を持つ名車「プリンス」の名を受け継いだ
モデルで「ドグマF10」譲りの空力性能まで備えているとあっては・・・
もう走らないはずがありません。
〇PINARELLO 2020 PRINCE DISK 105 ¥430,000-+TAX
(現金でのお支払いの場合3%分のポイント付き)
「パリカーボン」が復活しないのは何か不都合があるからなのでしょうか。
ドグマF10をベースに、さらにブラッシュアップさせた空力フレーム。
いわゆる本気のエアロロードと空力性能対決をすれば、さすがに不利な面も
ありますが、このモデルは登りも下りもイケるオールラウンダー。
特に苦手なシーンもありませんし、ライド中常に空力の恩恵が受けられると
いうのは大きなアドバンテージとなります。
以前F8とF10を強風の中で乗り比べたことがあるのですが、風向きの変化に
対する影響の少なさはF10の方が上・・・だったのを今思い出しました。
フレーム素材は12Kカーボンの網目も美しい「T700」。
ドグマやプリンスFXと比べるとマイルドな味付けですが、その分ピーキーさ
や硬さが控えめになるので乗りやすさは文句なし。
ラザ系の「T600」程の柔らかさでもないので、ペダリングのコツを一度身に
着けてしまえば気持ちの良い加速も見せてくれます。
コンポーネントは安定の105、ディスクブレーキも油圧式の105で統一。
ONDAフォークとのマッチングが気になるところですが、かのフルームも
「レースならホイール交換のスピード重視なんでリムブレーキを使うけれど
プライベートならディスクだな」
と言っていましたし、社長のファウストさんも
「これからはディスクブレーキの時代だ」
と語っていたので、例の「ピナレロハンドリング」に対する悪影響を心配する
必要はなさそうです。
フレームサイズは500と515。
おおよその適正身長は170cmくらいでしょうか。
(詳細なフィッティングはバイオレーサーにて計測いたします)
上位グレードにFXがある分、ちょっと下に見られがちの無印プリンスですが
向こうは明らかにレースを意識した設計。
扱いやすさやバランスの良さを求めるなら、かなりアリなチョイスです。