【Campagnolo】消えゆく銘品？シャマルのタフな弟分「ユーラス」。
by: 大阪本館スタッフ

久々に手持ちのシャマルを引っ張りだして通勤に使ったのですが、カンパの

ホイールはやっぱり自分の好みに合うなぁ・・・としみじみ感じました。

モノはC15時代の2WAY-FIT、タイヤはIRCの旧型フォーミュラPRO。

軽さと回転のスムースさで、流しているだけでも快適。

ちょっと強くペダリングするとラグなく加速モードに入るところも楽しい。

40Km/hオーバーを常用しないなら、最強のホイールの1本かもしれません。

というわけで。

〇CAMPAGNOLO　　EURUS　　

￥129,000-+TAX　　→　　￥109,650-+TAX！！

グラフィックつながりで敢えてのユーラス。

兄貴分の存在感が強すぎて若干影が薄いのが難点ですが、同価格帯のライバル

と比べたら相当な高性能ホイールです。

リムハイトはF：24mm/R：28mmとシャマルと比べてわずかに低め。

C15のナローリムを継続していることもあり、軽快感で言えばユーラスの方が

上かもしれません。

リムの切削処理は直線的でいたってシンプル。

このあたりには微妙に時代（C17化の流れに乗りそびれた）を感じます。

とはいえ、個人的にはこっちの白文字ロゴの方が好みなんですが。

フリーボディは懐かしのスチール製、少々重いですが耐久性は抜群。

アルミ製のフリーで良くあるスプロケットの噛み込みの心配もなし。

アルミのハブボディやスチールのハブベアリングも含めて、ガンガン使える

タフさがユーラスの強み、と言ってもいいのかも。

現状極太アルミスポークとG3組のセットはシャマルとユーラスのみ。

ハブの回転性能では確かにUSB採用のシャマルの方が有利ですが、加速性能に

限って言えばほとんど差はないと思ってOKでしょう

残念ながら2020年カタログには載っていないので、いつ手に入らなくなっても

おかしくない・・・と思われるカンパの「ユーラス」。

かつての「レーシング1」の様に消えてしまわないことを祈るのみです。

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