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2020/06/16 15:20
通勤用の鉄ラレーが完成しました!
しなやかで静かな乗り味と、ペダリングに対する許容範囲の広さはスチール
ならではという感じ。
通勤時間が10%ほど余計にかかるようになりましたが(平ペダルの影響かも)
この快適な乗り味からすれば大した問題ではありません。
ただパーツ構成はかなりクラシック寄りなので、イマドキのロードバイクの
乗り方を持ち込んでしまうと、なんというか違和感の塊に・・・
というわけで。
〇RALEIGH CARLTON-F
¥178,000-+TAX → ¥ASK!!
メガチューブをTIG溶接で組んだフレーム、カーボンフォークやスレッドレス
のステム&31.8のハンドルバーの採用など、パーツ構成は結構現代的。
見た目のクラシック感から想像する以上に普通に走ってくれるのは〇。
フレームサイズは480。
おおよその適正身長は170cmくらいでしょうか。
(詳細なフィッティングはバイオレーサーにて計測いたします)
軽さの面で有利というだけでなく、ハンドリングも現代的になるカーボン製の
フロントフォーク。
スチールフォークは確かにクラシックでカッコいいのですが、驚くほどしなる
ものもあり、それを加味したブレーキングやコーナリングが必要になります。
コンポーネントは105、それもあえてのシルバー。
ハンドルバーやステム、ホイールなどもしっかりシルバー系のパーツで揃えて
いるあたりに、ラレーのこだわりを感じます。
使用チューブは英国レイノルズの「631」。
歴史的な名チューブ「531」と同じマンガン・モリブデン鋼であり、厳密には
「クロモリ(クロム・モリブデン鋼)」と呼べないのがちょっと面倒。
とはいえそこは「銘有り」のスチールチューブ。
工業的な基準をクリアした一般的な「クロモリ」と、自転車フレーム用に特化
した「631」とでは、溶接後の素材特性や耐久性などに差が出てきます。
しっとりとした乗り味と伸びやかな加速、そんなスチールらしさが楽しめる
ラレーの「CARLTON-F」。
慌てず急がず、伝統的な素材の良さをじっくり味わってみて下さい。