日本最大級のスポーツサイクル専門店!関西地区品揃えNo.1ショップ!
2020/07/23 17:17
ジェイミス側としては別に隠れたつもりはなかったのでしょうが・・・
ライバルがあのキレッキレの運動性能を誇るカーボンキラー「CAAD12」と
いう時点で、相当「走るバイク」だということが分かります。
〇JAMIS ICON PRO TEAM LIMITED
¥189,000-+TAX → ¥ASK!!
完成車重量8.2kg(カタログ値)、旧型の5800とは言え105コンポを搭載した
軽量アルミモデルが数量限定の衝撃特価に!!
CAAD12を超えた?とも言われるICON PROですが、フレーム造形に対しての
アプローチがまるで違うというのがまた面白い。
共通しているのは薄肉の金属フレームならではの絶妙なしなやかさと、僅かに
感じられるバネ感を活かしたキレ味のある加速性能。
この軽快感は肉厚なミドルグレードカーボンフレームではなかなか味わえない
高性能アルミ素材ならではの美点といっていいでしょう。
ヘッドチューブはテーパード。極厚なブレードを持ったフロントフォークとの
組み合わせでハンドリングは正確そのもの。
スムースに処理された溶接部の美しさからも、ハイエンドなアルミバイクだと
いうことが伝わってきます。
そんなヘッド部分から伸びるダウンチューブは意外と細め。
ヘッドチューブからBBにかけてのラインをガッチリと固めるモデルが多い中
全く逆を行っているのですが・・・
どうやらここは乗り心地を調整するセクションと考えているようです。
反面シートチューブはかなりの太さ。そこに繋がるシートステーも曲げ加工や
つぶし加工などがないストレート形状。
ペダリング時に大きな荷重が掛かるサドル~BBのラインを高剛性化することで
ヨレやねじれを抑えてダイレクトな加速に繋げるという考えはかなり新鮮。
ガチガチに固めた分、ちょっとしたことで跳ねまくるリアバックになりそうな
気もしますが、乗り心地があまり犠牲になっていないというのも不思議。
フレームサイズは51と54。
おおよその適正身長はそれぞれ170/175cmくらいでしょうか。
(詳細なフィッティングはバイオレーサーで計測いたします)
このバイクに足りないのは本当に知名度くらいのものでしょう。
レースも十分イケる軽量アルミ+105モデルにも関わらず、エントリーモデル
くらいのお値段で手に入ってしまうという事実。
競技志向で、かつツウ好みのビギナーにはもちろんですが。
カーボンバイクユーザーの走れるセカンドバイクとして、通勤・通学といった
普段使いからトレーニングにまで使い倒す、なんてのもかなりオススメです。