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2020/08/12 15:31
同じくらいの価格帯でカーボンリムを採用したモデルも増えてきましたが
ハイエンドアルミとエントリーカーボンとの差は、フレームの場合と同様に
ホイールにもあると個人的は思います。
〇FULCRUM RACING ZERO DB COMPETIZIONE
¥163,000-+TAX → ¥146,700-+TAX!!
限定レッドバージョンの印象に引っ張られがちなDB仕様のレーゼロコンペ。
オリジナルはこんなにも普通のブラックバージョン。
リムハイトはゼロカーボンと同じく30mm。
風を横に逃がす効果を狙ったものなのか?真横にではなく斜めにカットされた
切削処理が特徴的。
コンペテツィオーネなのでリムは「2WAY-FIT」(チューブレスにも対応)。
レーゼロならではの硬めな乗り心地は確かに「味」なんですが、その度合いを
調整するためのタイヤの選択肢が増えるというのは正直嬉しい。
ちなみにライバル?兄弟?のシャマルDBだと、見ての通りリムブレーキ仕様
のデザインをそのまま踏襲している感じなので・・・
ゼロDBがいかにして新しい世代のアルミリムホイールを作るのかという事を
意識した、攻めたスタンスなのが良く分かります。
ハブベアリングはもちろんアルティメイトな回転性能を誇る「CULT」。
カーボンボディ(フロントのみ)の採用やフランジ部分の肉抜き処理などを
見てもわかる通り、軽量化対策にも余念がありません。
路面からの当たりがいくらかマイルドになった、というような話もありますが
超絶加速性能と抜群のキレ味を誇る軽量クライミング系ホイールという独自の
ポジションは、DB化されたとしても全くブレてはいません。
ディスクブレーキが主流になってきてもレーゼロはレーゼロでした。
高速域を多用するような乗り方でなければ結構オールラウンドに使えるという
一面もあるので・・・ホイール選びに悩んだら、まずはコレ。