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2020/08/18 21:07
カリッカリの反応の良さが売りのレーシングゼロDBに対し
ちょっとマイルドな味付けの弟分が、このレーシング3DB!
〇FULCRUM RACING3 DB
¥86,000-+TAX → ¥77,400-+TAX!!
アルミとステンレスの違いはあれど、7束の2:1スポ―キングは上位モデルの証。
30mmでも26mmでもない、28mmという絶妙なリムハイト。
サイドをカットした独自の切削処理は、ゼロの斜めカットよりも空力への影響
が少ないように思えます。
リム素材そのものもゼロと同じ、より硬くて軽い6082アルミを採用。
レーシング5~6の26mmよりも2mmも高いリムを使いながら、重量が1.660g
に収まっているのは、このハイグレードなアルミ素材が効いているのかも。
ディスクロードの定番、28Cタイヤにもちょうどいい19mmのインナーリム。
スポークホールがない分剛性アップ!というだけでなく、2WAY-FITリムでも
あるのでチューブレスタイヤも選べます。
クリンチャータイヤから乗り換えると、最初はタイヤの重さが気になりますが
一度慣れてしまえば低圧ならではのしっとりとした乗り味が実に良い感じ。
ハブベアリングは普通のスチールボールですが、フルクラムのホイールはどれも
びっくりするほどよく回ります。
フリー側2本、反フリー側1本の2:1スポ―キングはカンパのG3と考え方は同じ。
ただしスポークの配置が均等に近い分、ダイレクト感はこちらが上。
スポークの違いからかゼロほどの圧倒的な加速のキレはないものの、ライバル
のミドルグレードホイールと比べたら、その運動性能は十分にハイレベル。
ステンレススポークのため乗り心地もだいぶマシなので、使えるシーンの幅で
言えばこの「レーシング3DB」の方が広いと言えるかもしれません。
万能に使えるディスクブレーキホイールをお探しなら、チェックする価値アリ。