日本最大級のスポーツサイクル専門店!関西地区品揃えNo.1ショップ!
2020/09/06 15:43
昨日のツール第8ステージ、ピレネーの初日。
最終的なリザルトを見る限り、総合優勝争いにそこまで大きな動きはなかった
かのような感じですが、途中のプロセスは見どころ満載!!
【♧コルナゴ通信】的な話で言えば、一昨日の横風分断区間でタイムを失った
ポガチャルが見事トップ10に返り咲いたアタックを語るところなんですが。
個人的にはCCCのザカリンが元気っぽいのを見て安心しました。
下りが苦手でフラフラしてしまうあの危うさ、登りは速い!と思わせておいて
結果アッサリ遅れていくような絶妙な頼りなさ、無条件に応援したくなるあの
なんとも言えないキャラクターは健在!
来年チームの存在が危ぶまれているCCC。
チームの解散でザカリン引退!なんてのはちょっと悲しいので、ここはGIANT
さんに是非とも頑張ってもらいたい。
CCCの原型の「BMCレーシング」みたいなパターンもあるわけですし。
というわけで。
〇GIANT 2021 TCR SL2 ¥135,000-+TAX
かつてのDEFYや、現行のCONTENDのようなエンデュランス系のイメージに
引っ張られているのか、なんとなくレーシングな印象が薄いような気がする
アルミフレームのジャイアント。
このTCRはプロ機材「ADVANCED」の直系。あまり派手に打ち出していない
というだけで、実際にはクラストップレベルの高性能マシーンです!
超スリムなトップチューブでキツめのスローピング。
スクエアなダウンチューブと細身のフロントフォーク。
エアロなシートチューブとコンパクトすぎないリアバック。
軽量アルミ「ALUXX SL」を使いながらも、全体的な雰囲気はフラッグシップ
カーボンモデルのTCR ADVANCEDにそっくり。
TCRの走りを追求した結果がこのカタチであって、あとはアルミで再現するか
カーボンで再現するかの違い、といった感じなのでしょう。
メタリックなブルーからブラックへのグラデーションも美しい。
各種ロゴも金属光沢があるものが使われていて、TCRシリーズの最廉価モデル
とは思えないほど高級感のあるカラーリングとなっています。
去年のグラフィックと比べても、圧倒的にカッコいい!
コンポーネントはシマノのTIAGRA(10速)。
バイク重量8.7㎏(カタログ値)の軽量アルミフレームがこの価格で楽しめる
と考えれば、これはこれで十分アリでしょう。
このクラスのモデルだと、ホイールは要交換という話になりがちなのですが
TCRの場合、初めからチューブレスレディタイヤ&ホイールが備わっている
のでそんな心配も不要です。
強いて言うならば、ブレーキキャリパーはティアグラや105グレードのものに
交換してあげた方がいいかもしれません。
フレームサイズはS、M、ML。
おおよその適正身長はそれぞれ170/175/180cmくらいでしょうか。
(詳細なフィッティングはバイオレーサーにて計測いたします)
グレードの違いはあれ、このTCRシリーズはどれもがレーシングモデル。
ロードバイクで「速く走りたい」派の方にとっては、要注目な1台です!