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2020/11/12 17:43
最近、結構ちゃんとしたグラベルロードを走る機会がありまして。
その時にメインで乗っていたのが、アルミフレームのNESTOの「GAVEL」。
別のスタッフのレネゲードを借りてちょっと乗ってみたところ・・・
乗りやすい!跳ねにくい!静か!
クロモリならではの粘りのある乗り味は、尖った石がゴロゴロしているような
グラベルロードでも活きてくる、ということは発見でした。
〇JAMIS 2021 RENEGADE S4 ¥130,000-+TAX
(現金でのお支払いの場合3%分のポイント付き)
21年モデルとなり、S3以上のスチールフレームはヘッド周りを強化した新型
となりましたが、このS4は従来モデルを踏襲。
とはいえジェイミスお得意のクロモリフレーム、「速く」ではなく「楽しく」
走ることに関しては十分以上の運動性能が与えられています。
フレーム素材はクロモリチューブの定番、レイノルズ「520」。
砂利よりも大き目な石がゴロゴロしているような下りを走っても、路面からの
振動がちょっと丸く感じられ、バタつきも抑えめ。乗り心地も良好で走行音も
いくらか静かに感じられました(アルミと比べて)。
オフロードに不慣れなライダーでも、ある程度バイク側でフォローしてくれる
ような感覚もあるので、これなら気軽にグラベルライドが楽しめそうです。
タイヤサイズは700×36C。
センターのノブが連続しているので転がりは軽快。サイドの細かいブロックが
コーナリングの際にしっかりと路面を捉えてくれるので、このタイヤのままで
オン・オフ両方走れてしまうなかなかツボを押さえたチョイスです。
あとは空気圧を高めにするか低めにするか。
オンロードの感覚で高めに設定すると、グラベルだとグリップが足りなくなり
ちょっとしたことでもバイクが跳ねるので要注意。
搭載コンポはシマノのSORA(2×9速)
50-34Tのフロントチェーンリングと11-34Tのカセットの組み合わせなので
若干ロードバイク寄りのギア比となっています。
本格的なグラベル、特に山道に入り込むと結構な激坂も多いので、フロントの
歯数は実際に走るシーンに合わせて変更してあげる必要アリ。
機械式のディスクブレーキということもあり、どちらかと言えば比較的ライト
なグラベルロードを楽しむバイクとしてのアッセンブルに思われます。
フレームサイズは51と54。
おおよその適正サイズはそれぞれ170/175cmくらいでしょうか。
正直コンポは価格なりですが、それを補って余りあるクロモリ特有の上質な
乗り味で、グラベルライドが楽しめること間違いなし。
平日は通勤・通学に。
週末はグラベルライドで泥だらけ。
大人の中に潜む「子供心」を刺激する、そんな1台です。