日本最大級のスポーツサイクル専門店!関西地区品揃えNo.1ショップ!
2021/03/24 16:40
始まりました、ヴォルタ・ア・カタルーニャ!!
スペイン・カタルーニャ地方を一周するこのステージレース。
予想通り?期待通り?とにかくコースは山・山・山!!
まるで1週間に凝縮されたミニ・ブエルタのようで笑えます。
で、昨日のステージは個人タイムトライアル。
久々の勝利となったローハン・デニスの嬉しそうな笑顔が印象的でした。
そのステージ優勝のデニスを始め、トップ10にポート・イエーツ・トーマス
の4人を送り込んだイネオス・グレナディアーズ。
TTを苦手とするライダーも多い中でのこの圧倒的な上位占有率。
相変わらず実力者をきっちりと揃えてきています。
というわけで。
〇FULCRUM WIND 55 DB
¥188,100-(税込) → ¥169,290-(税込)!!
TTバイクのようなフロント80mm/リアディスクという組み合わせは、確かに
猛烈に速くてカッコいいのですが・・・
あれはシーンを限定したことによる特殊過ぎるアッセンブル。
見た目と使い勝手の落としどころを考えるとこのあたりが現実的かと。
リムハイトは迫力の55mm。フラッグシップモデル「SPEED」シリーズ由来
の実績あるリム形状がこの「WIND」シリーズにも与えられています。
本家55DBはチューブラー仕様のみという設定なので、クリンチャーが使える
ディスクブレーキホイールとして積極的に選んであげてもいいのかも。
エントリークラスとは思えないスムースな形状のインナーリム(C19)。
ピュアチューブレスタイヤが使える「2WAY-FIT」仕様なので、クリンチャー
だけでなくTL、TLRとタイヤの選択肢が多いのも〇。
最近のTTでは、インナーチューブがない方が路面の抵抗が減って効率が良いと
いう理由でチューブレスタイヤの採用が増えているなんて話も。
ハブベアリングはシンプルなスチールボール。
上位モデルでお馴染みの「CULT」や「USB」といったセラミックボール仕様
ではありませんが、実走レベルでは気にならないくらい良く回ってくれます。
専用設計のハブとストレートスポークの採用でホイール剛性が上げやすいのも
ライバルに対しての大きなアドバンテージ。
ホイール重量1,680gは、クラスとハイトを考えたら上々なレベルでしょう。
軽さを重視する類のホイールではありませんが、アルミのディープリム系から
の履き替えなら、バイクの軽量化にも一役買えてしまいます。
強風に煽られてもなんとか耐えられるギリギリのハイトがこの55mmあたり。
(あくまでも個人的な感想です)
春の嵐を味方につけて、ハイスピード走行を楽しみたいならコレです!