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2021/04/20 15:38
先日ご紹介した「SPEED40C」が珠玉の名ホイールなのは間違いありませんが
さすがに気軽に試せるというお値段でもない・・・
というわけで。
SPEEDシリーズの走りのテイストが(比較的)リーズナブルに楽しめると、今
注目度がジワジワ高まっているのがこのWINDシリーズ。
〇FULCRUM WIND 40
¥183,700-(税込) → ¥165,330-(税込)!!
先代のクワトロカーボンの時代から、ミドルグレードカーボンホイールの主力
モデルとして高い人気を誇ってきた「WIND40C」。
ディスクブレーキが主流となった今の時代でも、リムブレーキ仕様がきちんと
ラインナップされているというのは、実は結構重要なポイントだったり。
リムハイトは万能の40mm。
400だったり40だったり、モデル名の数字の使い分けにイマイチ統一感が感じ
られないのは何か理由があるのでしょうか・・・
SPEED40は網目が見えるツイルカーボン製でしたが、こちらはカーボン繊維
を編まずに並べたUD(ユニディレクション)カーボンを使用。
ただリムの形状自体は両者そっくり。エアロも備えたオールラウンダーという
キャラクターは、このWIND40にもしっかりと受け継がれています。
インナーリムは今の感覚では少々細めの17C。
リムブレーキ仕様という点が大きいのかもしれませんが、タイヤは28Cくらい
までに留めておいた方が良さそうです。
リム内側の処理は極めてスムース、ここだけを見たらSPEEDと区別がつかない
程の仕上げレベルです。ただどちらもチューブレスには未対応なので要注意。
ブレーキトラック部分は3Kのツイルカーカーボン+AC3処理となっているので
雨天時のブレーキングも安心。
上位モデルと大きく差をつけられているのがハブ周り。
アルミのレーシングクワトロ相当のものとなるので、加速のキレ味や回転性能
などは正直価格なりと言ったところです。
ただ、そこはフルクラム。カッチリした乗り味はよく似ていますし、同価格帯
のライバルと比べれば、回転性能も剛性感も加速力も十分にハイレベル。
流行りのセミエアロ系カーボンフレームには勿論、クロモリやアルミのような
金属フレームとのマッチングにも優れる40mmハイト。
さらに重量1,555g(カタログ値)と軽量化にも十分貢献。
これはもう全リムブレーキユーザー必携の1本です!