【アウトレット】PINARELLO紡がれゆく時代の一台
by: 秋津真裕

今回紹介する車体ですが、その前に少しDOGMAについて語らせて頂きます。

コラムっぽくなってしまっています。

長くなりますので車体の紹介だけ見たい方は下へ

1 唯一無二の”教義”
2 カーボンレーサーとして生まれ変わった第2世代DOGMA
3 DOGMAは2度生まれ変わる　新世代のスタンダードを拓くサードインパクト
4 色褪せることなく次の時代へ
5 PINARELLODOGMA F10SUPER RECORD EPS完成車。
6 イタリアの至宝カンパニョーロ！

唯一無二の”教義”

アレッサンドロ・ペタッキの活躍を支えた初代DOGMA

（ピナレロサイトより抜粋）

クリストファー・フルーム（イギリス、チームスカイ）によるツール・ド・フランスでの勝利を筆頭に、数々のビッグタイトルを手中に収めてきたイタリアンブランド、ピナレロ。フラッグシップであるDOGMAシリーズ
初代DOGMAの誕生は2003年。このときDOGMAのメインマテリアルとして選定したのは、他のどのブランドもラインアップしない”マグネシウム”、マグネシウムをメインマテリアルとする第1世代のDOGMAは、チューブのダブルバテッド化やオーバーサイズBBを採用するDOGMA FP、そしてトリプルバテッドチューブとリブ加工された最新のONDA FPXフォークを採用するDOGMA FPXへと2度のアップデート後にカーボンレーサーとして生まれ変わった第2世代DOGMADOGMA60.1 この時に東レの誇る超高剛性素材”60HM1K”を採用そしてフレーム全体を左右非対称に設計が生まれました。

カーボンレーサーとして生まれ変わった第2世代DOGMA

カーボンレーサーとして生まれ変わった　ピナレロ DOGMA60.1

（ピナレロサイトより抜粋）

2012年には左右非対称設計をさらに進め、エアロダイナミクスを向上させたDOGMA2を発表。その翌年にはさらに高い品質を持つ最新素材”65HM1K Nanoalloy”を採用したDOGMA65.1と進化の歩みを続けてきた。DOGMA65.1がお披露目されました。2012年のツール・ド・フランスでは、チームスカイのブラドレー・ウィギンズが総合優勝

DOGMAは2度生まれ変わる　新世代のスタンダードを拓くサードインパクト

エアロを纏いフルモデルチェンジを果たした「DOGMA F8」

（ピナレロサイトより抜粋）

2014年のツール・ド・フランスにて、ピナレロが電撃的に発表したのが第3世代といえるほどの大きな進化を果たしたDOGMA F8。ブランドのアイコンであったONDAフォークの形状を大幅に変更最先端のマテリアルを用意した。東レが誇る最新鋭のカーボンファイバー”T1100G、ジャガーとの強力なコラボレーションによって開発されたDOGMA F8は、12%の剛性アップ、16%のバランス均等化、47%の空気抵抗削減、120gの軽量化と、あらゆる要素において前モデルを凌駕する進化を果たしました。

色褪せることなく次の時代へ

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そして、2017年にDOGMA F8の進化形として発表されたのが最新モデルであるDOGMA F10
TTバイク”BOLIDE”のテクノロジーを受け継ぐことでエアロダイナミクスを進化させ、更なるハイスピードバイクとして新生しました。ピナレロが抱く勝利の追求というドグマを表出させた”Natural Born Winner”として、プロトンに君臨するのがF10という存在
今になれば二世代前となっていますがこのF10が個人的にはリムブレーキモデルの最高傑作だと思っています。新たな時代や車体に移り変わっていきますがF10の時代はその時代で完結しいて、次なる時へと紡がれていき色褪せていくことはありません。

では最後に車体のスペックの紹介です。

PINARELLODOGMA F10SUPER RECORD EPS完成車。

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~~¥1,640,000+税~~

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ASK

イタリアの至宝カンパニョーロ！

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最高グレードとなる電動グループセット「スーパーレコードEPS」をフルアッセンブル！カーボン素材を贅沢に使った複雑な造形の電動リアディレイラー機能一辺倒に陥らないこういったデザインセンスは、まさにカンパの真骨頂。ホイールもしっかりカンパニョーロでまとめておりBORA ULTRA 35をアッセンブリ。必要十分な縦剛性と軽量リムの恩恵で抜群の加速感を感じさせます。

元展示品ゆえに小傷もありますが・・・そのあたりはご了承願います。

是非ご参考までに