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【ワイズロードスタッフ試乗会】アスペロ乗りならやっぱり気になるカレドニア。
by: 大阪本館スタッフ

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色々な巡りあわせがあって今の愛車「アスペロ」を手に入れたのですが、あれはあくまでもグラベルロード。

普通のロードバイクに乗りなれていた身からすると、やっぱりカレドニアの方が良かったのでは・・・という気持ちが無いとは言い切れません。

というわけで。

ヤブヘビにならないことを祈りつつ、乗ってみました「カレドニア5」!

 

 

石畳系クラシックレース用バイクの実力とは

 

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CERVELO  CALEDONIA-5 F/S   ¥500,000-(税込)

 

〇まずは見た目

バイク全体のシルエットはアスペロにもよく似ていますが、軸足はやはりロードバイク。各部のディテールにも新型R5の気配を感じます。

ダウンチューブにバーン!と入ったサーヴェロのブランドロゴがちょっと羨ましいかも・・・

 

〇乗ってみての第一印象

あれ?これ無印のカレドニアだっけ??と思ったほどの安定感。

トップモデルを意味する「5」から想像するほどのパリパリ・ヒラヒラな軽快感は感じられません。(タイヤが32Cだったことも影響ありそう)

 

ピュアレーシングバイクとは異なるベクトル

 

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〇乗り心地

ここはいい意味で「5」っぽくない快適性を備えています。

ただあくまでも「5」にしてはと言うだけで、とろけるような乗り心地といった類のモノではないのでご注意を。

ハンドリングもどっしりとしていて安定志向。超絶フラッグシップレース機材のような眼がくらむような速さは感じられませんが、開発コンセプトを考えればさもありなん。

 

〇加速性能

だからといって遅いかというと、そうでもないのが面白い。

なんとなく踏んでいるだけだと「モッサリ感」が強めなんですが、明確な意思を持ってしっかり踏むといきなりパワフルに加速していきます。

その際、脚がストンと落ちるみたいなフォローは無し。グイグイ踏んだらグイグイ進むといった感覚で、この辺りはグラベル的というかアスペロの進ませ方にも結構似ています。

 

このペダリングが身に付いたら、タイヤの転がりを妨げるような砂利道(グラベル)でもバイクをフラフラさせることなく力強く前に進めることができるようになるのかも。

 

ラクチンなツーリング向けバイクに非ず

 

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〇総評

なんだかんだで「踏まされる」感じはまさにサーヴェロ。軽く流しているだけだと、このバイクの真の面白みに気づかない可能性があります。

ただ、その面白みが万人向けかというとそうでもないのが難しいところ。いわゆるロードバイクっぽいシャープな乗り味が欲しければ「R5」の方を選ぶのが正解のようにも思えます。

タイムを競うような走りを求めるか否かで、このバイクの評価は変わってくるのかもしれません。

 

で、アスペロ乗りとしての感想ですが。このアッセンブルなら同じくらいのレベルでグラベル路面を走れてしまいそうです。悔しい。

ベースはあくまでもロードバイクなので、幅が28~25C程度の気持ち細めのタイヤを履かせれば例のモッサリ感もかなり軽減できるかも。

そうなると、アスペロだとちょっと物足りなく感じられるオンロードでの走りの充実感も手に入りそう。

やはり悔しい・・・のですが、価格が全然違う割りに乗り味が意外と似ていたので、絶対にカレドニア!とまではならなかったのが救いです。

 

この万能さと拡張性の高さ。

ロードバイク=レース派ではないのなら間違いなく楽しいヤツです。

 

 

 

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