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2021/12/15 12:45
モデルチェンジの際、外観の変化が思った以上に少なかった現行のADV。
カタログ映えするキャッチーなデザインを追いかけることなく敢えて熟成させる方向を選んだジャイアント。
見た目の派手さはありませんが、フレーム形状を大きく変えなかったからこそ受け継がれた「TCR」の走りは、ミドルグレードカーボンバイク屈指と言ってもいいほどの高いレベルを誇ります。
〇GIANT 2022 TCR ADV DISC 2 KOM ¥302,500-(税込)
105アッセンブルで40万オーバーも珍しくなくなってきた22年モデル。
そんな状況だからこそ?ジャイアントらしい価格設定は非常に魅力的。
搭載コンポは105+油圧ディスクブレーキ。
基本的にレース機材という立ち位置ながら、「KOM」のサブネームの通り登りを意識した軽めのギアセットになっているのがポイントです。
リムハイトも敢えて低めのものをチョイス。
見た目の迫力を安易に追いかけることなく登りでの軽快さをきちんと優先している・・・実にコンセプトに忠実です。
ワイドリムとチューブレスレディタイヤを組み合わせることで、空気抵抗と路面抵抗軽減のどちらもカバーできているのが〇。
フレームサイズはS(445)とM(470)。
おおよその適正身長はそれぞれ170/175cmくらいでしょうか。
(詳細なフィッティングはバイオレーサーにて計測いたします)
・軽量カーボンオールラウンドフレーム+ちょいエアロ。
・11速コンポーネントと油圧のディスクブレーキ。
・チューブレスレディのタイヤ&ホイール。
パーツやコスパの高さに目を奪われがちなジャイアントですが、それだけで片付けてしまうのはかなり勿体ない。
何故このカタチを継続させたのか?を考えながら、じっくりとフレームに向き合った時、このモデルの真の実力が姿をあらわすことでしょう。