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2022/01/11 11:34
ロードバイクのラインナップ13車種のうち、カーボンは3車種のみ。
残る10車種は全て金属フレームという事実・・・
目次
〇GIOS 2021 AIRONE ¥151,800-(税込)
コギのしなやかさや加速の伸びの良さといった「スチールっぽい乗り味」を感じさせつつも走りそのものは結構現代的だったりと、レトロとモダンのバランスに優れる「アイローネ」。
単なる懐古趣味の雰囲気バイクでは終わらせない辺りに、ジオスの鉄素材に対する本気度の高さがうかがえます。
そのコダワリ具合はもちろんフレーム素材にも。
ラグを介さずTIG溶接でシンプルに仕上げられたフレームなので、剛性が高く仕上がりも軽量。(クロモリにしてはですが)
リアキャリア用マウントが備わっていなかったりするので、ジオス的にはこれはロード「レーサー」という感覚なのでしょう。
フロントフォークはカーボン製でヘッドチューブも大径化されています。
クラシックバイク感は多少失われてしまいますが、その分ハンドリングはイマドキ。旧車っぽいクセが無いので誰にでも扱いやすいはず。
今の時代に普通にクロモリロードを楽しむために何が必要か、という事をきちんと考えた結果と思われます。
搭載コンポはシマノのTIAGRA(2×10速)。
超ワイドギアもディスクブレーキもありませんが、このバイクの雰囲気を考えればこれくらいスッキリしているくらいが丁度いいのかも。
フレームサイズは480と500。
おおよその適正身長はそれぞれ165cm/170cmくらいでしょうか。
(詳細なフィッティングはバイオレーサーにて計測いたします)
メインバイクが「軽さと剛性重視」タイプだとするなら、セカンドバイクにはこれくらい肩の力を抜いて乗れるモデルが良いのでは。
細身の金蔵フレームならではの「しなりとバネ感」の魅力にハマったら、このアイローネの出番の方が増えてしまうなんて可能性も大。
人にとって最も身近な金属素材である「スチール」を、今一度見直してはみませんか??