日本最大級のスポーツサイクル専門店!関西地区品揃えNo.1ショップ!
2022/01/18 23:59
cannondale(キャノンデール)と言えばアメリカ三大ブランドの一角なわけですが、
「アメリカンブランドのファンクネス担当」と呼ばれる事もあるほどユニークなモノづくりが知られています。
「アイデアと遊び心でスポーツサイクリングをもっと楽しく」
こんなイメージをカタチにした車体たちが、今日も道の上を走ります♪
彼らのモノ作りから感じるのは、飽くなき情熱とアメリカ人らしいユーモアですね(●´ω`●)
そんなキャノンデールが今年もやってくれました💡
本日発表。
エンデュランスロードとして一世を風靡したシナプスカーボンが、
新型になって帰って来ました!
まさかあんなギミックが実装されるなんて…
その発想は有りそうで無かった( ;∀;)
2022年型 cannondale(キャノンデール)
Synapse Carbon 3L 105完成車(シナプスカーボン スリーエル)
定価374,000円税込
ブラックのサイズ51を展示中
大まかな適正身長は163~173cmです。
(詳しくはバイオレーサーで測定致します)
快適系ロングライドモデルとして人気を博したシナプスカーボン。
ハイエンドモデルのシナプスカーボンハイモッドはパリ~ルーベ用のバイクとして、
石畳の名所を爆走していました(●´ω`●)
油圧ディスクブレーキ運用への最適化、タイヤクリアランス拡張などの変化とともに、
久しぶりのラインナップ復帰です💡
今回はレース向きの「ハイモッド」グレードの実装こそありませんでしたが、
搭載コンポーネントセットの違いで全5グレードを展開。
この「3L」はシマノR7000系105を装備したエントリーグレードです。
ここまでだけならただのエンデュランスロードのお話。
キャノンデールのモデルチェンジがそんな薄味なわけがありません。
令和の世らしいデジタルな新装備が実装です💡
新しいシナプスカーボンにはスマートセンスと銘打たれた新装備が載せられます。
一言でいえば電装系のオプションパーツがフレームに初期装備される形です。
ミソはキャノンデールスマホアプリとスマホホルダーの利用。
こちらを追加装備して頂きますと、
スマートセンス機構とスマホアプリの連携で色んな機能が使えます💡
車体の搭載コンポによって装備が変わる為、
今回の「3L」は基礎機能のみの搭載となりますが…
順に紹介していきます♪
① スマートセンス車載バッテリー
スマートセンス機構のコアユニットがコチラです。
着脱できるバッテリー(ガーミンとのコラボ商品)がフレームにライドオン。
こちらが電力の供給源になる事で色んな付属品が機能します💡
各部品とはフレームの中を通る送電ケーブルで繋がります。
なかなかタフなバッテリーで、後述のライトを利用するだけなら最大20時間稼働します。
またフレームから外した状態ならモバイルバッテリーとして機能します。
デバイスに合わせた充電ケーブルが必要になりますが、出先でスマホ等の充電ができます。
電動アシストモーターやDi2変速機のバッテリーは見慣れたものですが、
付属品の電源としてのバッテリー搭載はおそらく業界初。
隔世の感があります…( ;∀;)
② スマホアプリで操作可能 スマートセンスリアライト
車体に電源があるならば…運用したいのはライトです。
というわけで、サドルレール搭載型のリアライト(ガーミンとのコラボ商品)が初期装備されます。
そこそこの光量を確保しつつ、サドルバッグの利用を邪魔しない絶妙なデザイン!
スマートです(●´ω`●)
さらにこちら、
点灯、消灯、モード切替等の操作がスマホアプリで可能です。
ライト側を操作する必要がございません。
オマケに電源は上記のスマートセンスバッテリー。
定期的に充電するバッテリーがひとつで済むので手間もありません。
ブルベに参戦しようものならメチャ役立つ機能だと思いますが、
通勤ライド等でも活躍しそうです♪
③ スマホアプリで操作可能 スマートセンスフロントライト
リアライトもあるなら当然フロントライト(レザインとのコラボ商品)も装備されます!
ハンドルバー吊り下げ型のフロントライトがハンドルバーにハングオン。
さすがレザインのお仕事!
洒落たデザインで野暮ったさがなく、車体の外観を損ねません♪
もちろんリアライト同様、スマホアプリで全ての操作ができます💡
ナイトライドが多いライダーにとってはなかなか便利装備になるでしょう(●´ω`●)
④ サイコン要らず? センサーを継続して搭載
キャノンデールのスマホアプリと言えば、純正サイコンセンサー(ガーミンとのコラボ商品)との連携。
スマホアプリと前輪に装備されたセンサーをペアリングすることでサイコンとして機能させる事ができます。
キャノンデール製クロスバイクで実績を上げている機構ですが、新型シナプスカーボンにも実装されました♪
速度、距離、走行時間などの基礎情報をこちらで測定できます💡
競技志向な乗り方となると別ですが、マイペースでのロングライドなら十分。
サイコン要らずでライドに出掛けられます♪
今回のスマート機構はスマホアプリとの連携が必要となりますが、
オプションパーツに頼っていた多くの機能がこちらでカバー出来ます。
それらが初期装備されるだけでもありがたいですが…
充電するバッテリーはひとつだけ、
ライトは専用ホルダーで車体に固定され盗難のリスク低し、
上位モデルはさらなる追加機能搭載と、
なかなか実用的な装備となりました💡
用途にハマれば確実の車体の付加価値となる機能でございます(●´ω`●)
新型シナプスカーボン、先代からよくできたフレームなだけに、
しっかりとエンデュランスロードをやっています♪
フレームの特徴も少しご紹介します💡
① エンデュランスジオメトリでまったりポジション
ヘッドチューブが長くリーチが短いジオメトリのフレーム。
これは先代モデルからの継続です。
ハンドルとサドルの落差を小さくなるので、ゆったりしたフォームでライドできるわけです♪
キャノンデールではこの形のフレームを久しぶりに見ました。
やはり快適に距離を踏もうとすれば、この形に行きつきます♪
② 拡張されたタイヤクリアランスで快適性向上
「3L」がエントリーグレードなので、ホイールとタイヤの初期装備もエントリーモデルですが…
700x35cの太めのタイヤが履けるサイズまで、タイヤクリアランスが拡張されました。
良い感じに最新の流行を押さえた仕様変更です。
チューブレスレディのホイールに換装できればさらなる快適性の向上と、
加速性能や登坂性能の底上げも期待できます。
過去記事で紹介しているマヴィックのアルミホイールあたりが良い選択肢になりそうです(●´ω`●)
③ 深い意図を感じる? スレッド式BBへの回帰
少々深読みしすぎかもしれませんが…
キャノンデールにしては大胆な変更が一か所なされました。
BB規格、まさかのBSAスレッド規格に変更でございます( ;∀;)
この変更理由についてはメーカーからの公式見解が出されておりません。
続報が入ればお知らせしたいところですが…
私の想像ではそんなに悪い変更ではないと思います。
○ メリットもあるんじゃない? ○
・なんだかんだでシマノ製クランクセットが使いやすくなる
・BB周りのフレーム設計がシンプルに 定価設定引き下げに貢献してくれていそう
・BBシェル小型化&細身化でよりしなる快適なフレームに エンデュランスロードとしてはアリ
○ デメリットあるかしら? ○
・キャノンデール独自のBB30規格が使えずBB&クランク剛性が下がる
↓
でも競技志向な乗り方をする車種ではないし…(^_^;)
こんな感じです。
こればかりは乗り手の好みによる気がします。
あまり気にせず静観が良いのではないでしょうか。
以上、新型シナプスカーボンのご紹介でした!
既に画像のサイズ51ブラックが入荷しております💡
1/19㈬からキャノンデールコーナーにて展示致します。
気になるようでしたら、是非売り場でお確かめ下さい<m(__)m>