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【MAVIC】キシエリのフリーボディ(FTS-L)をメンテナンス!
by: 大阪本館スタッフ

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話の流れとその場のノリと勢いで、何故か受けることになってしまった「マヴィックマイスター」試験。

折角なんでなにか「それっぽいネタ」を・・・と思って探していたら。

 

ここしばらく(というかかなりの間)キシエリのフリーボディにオイルを差していなかったことに気づいてしまいました。

 

FTS-Lだってまだまだいける

 

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例によって、休憩時間中のお手軽メンテナンスです。

まずはスプロケットを外して。

 

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5mmのアーレンキーでハブ軸が回らないように押さえ、17mmのスパナでロックナットを緩めます。

 

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ここまで来たら、後はフリーボディを引っこ抜くだけ。

工具を使う分ID360ほどお手軽とは言えませんが、作業自体は実に簡単。

 

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フリーボディの内側はこんな感じ。

オイルが切れてカサカサじゃあないか・・・

 

摩擦抵抗が増えるのは承知の上で、ベアリングを可能な限りワイドに配置してハブ剛性を高める、というマヴィックらしい構造が見て取れます。

 

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ラチェット機構はこの小さな爪とバネ×2が担うカタチ。

このバネが小さすぎて、すぐにどこかに飛んでいってしまう!というのがマヴィックあるある。バラす時には要注意。

今までどれだけの数を無くしてきたことか・・・

 

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フリーボディ内部のギザギザと2つの爪が噛み合って、チェーンからの力をホイール本体へと伝えるという構造。とにかくシンプルで、割り切った設計なことに驚かされます。

ただ、その分耐久性は高いのでは、と予想。

 

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ここで専用のフリーボディオイルが登場!!

粘性が変わると爪の動きに悪影響が出て、フリーとしての機能が失われる可能性もあるので、ここは必ず純正オイルで。

 

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各パーツを洗浄した後に、オイルを満遍なく行きわたらせて・・・

爪を押さえながらゆっくりとフリーボディを合体させます。

 

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後は外した時と逆の手順でロックナットを締め込んで、メンテ終了!

 

乗っていてそれほどフリーのラチェット音がうるさいとは思わなかった(だからバラさなかった)のに、もう明らかに静かになりました。

走っているとほとんど聞こえないレベル。脚を止めた時の転がりの軽さもアップしたような気がします。

 

普段あまり意識しない場所ですが、走っている間中常に仕事をしっぱなしのフリーボディ。ホイールの寿命を延ばすためにも定期的なメンテナンスを心掛けたいと思いました。

 

 

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