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2022/03/18 19:50
何もBMCに限った話ではありませんが・・・
ミドルグレード~ハイエンド機の価格の上昇に歯止めがかからない状況が続いている今だからこそ、と思えるような1台です。
〇BMC 2019 SLR01+R8000 大阪本館オリジナル完成車
¥796,501-(税込) → ¥542,300-(税込)!!
先代モデルとはいえ、世界最高峰のワールドツアーレースで数々の実績を挙げてきた名車中の名車「SLR01」。
軽量ヒルクライム系オールラウンダーと言えば?という話になった際には間違いなく名前が挙がるモデルの筆頭と言えるでしょう。
剛性・軽さ・快適性という相反する3つの要素を理想的にまとめるためにデジタルシミュレーションを積極的に活用しているのもスイスっぽい。
現状で実測値は7.2㎏。剛性の高さと反応の鋭さに関しては何も言う事はありません。ドロップドステーとD断面ピラーの効果で快適性も良好。
ACEテクノロジーの導入から2世代目となりより緻密な解析に基づいて仕上げられたフレーム性能の高さに関しては、もはや一分の隙もナシ。
ちなみにですが、ある程度開発が進んだらチームのライダーやレジェンド(エヴァンスやカンチェ)の意見も取り入れていくので、人間的な感性を無視した無機質なバイクになっていない、というのもポイント。
搭載コンポはR8000系アルテグラ+リムブレーキ。
機械式・11速コンポは実質継続みたいなものなので、このアッセンブルに物足りなさを感じることはないでしょう。
ホイールはちょっと珍しいヴィットリア。ブレーキトラックまで真っ黒に染め上げられているので、足周りはかなり引き締まってみえます。
イーストン時代のBMCを髣髴させるロゴの主張の強さも個人的には〇。
フレームサイズは54。
おおよその適正身長は175cmくらいでしょうか。
(詳細なフィッティングはバイオレーサーにて計測いたします)
超軽量ピュアレーシングフレームに実用的な11速コンポという組み合わせながら、ミドルグレード機並みの価格に抑えた貴重な1台。
足周りを中心にさらに軽量化を推し進めたら、UCI既定の6.8kgの実現も夢じゃないかもしれません!!