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【GIANT】サイモン・イエーツ、都市型山岳ステージ?で復活!!
by: 大阪本館スタッフ

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この人は本当に強さが安定しませんね・・・

昨日のジロ・デ・イタリア第14ステージ。

元選手のステファノ・ガルゼッリさんが「こんなの見たことない」と言うくらいハードなステージで、サイモン復活!!

 

アルデンヌクラシックのようなアップダウンの繰り返し、地獄にようこそな最大20%のマッダレーナ峠。

さらにボーラ勢による全力の引きでドンドン小さくなる先頭集団。残ったのは総合優勝を争う実力者が10名ちょっと。

その展開の厳しさは、まさに「街中で行われるアルプスステージ」。

 

荒れに荒れたレースの最終盤、一瞬のスキをついて切れ味鋭いアタックを決めたサイモン。

マリアローザ争いに関係ない順位というのが追走の判断を鈍らせたという面はあるのでしょうが、コースアウト寸前まで下りを攻め、しっかり前のファスナーを閉め、晴れてステージ2勝目を挙げました!

TTと登りで勝てるのになぜポガチャルみたいになれないんだろう・・・

 

スローピングフレームの元祖

 

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〇GIANT  2022 TCR ADV 1 DISC KOM ¥407,000-(税込)

 

そんなイエーツの愛車はジャイアントが誇るオールラウンド機「TCR」。

アルミフレーム(ONCE)の時代からレースシーンで鍛え上げられ続けてきたこのモデル。

軽量オールラウンダーとしての性能の高さを、獲得標高3000m!という昨日のステージで見せつけてくれました。

 

TCRとしか言いようがないフレーム形状

 

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セカンドグレードとなる、SLが付かない方のこの「TCR ADVANCED」もフレーム形状は基本的に共通。

自らKOM(キングオブマウンテン)を名乗るだけあってヒルクライム性能はピカイチです。

ケーブル類がフル内装ではないので空力面が気になりますが、サイモンもブレーキホースむき出しで走っているので気にしないのが〇。

 

登り重視=ローギアードなギア構成

 

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搭載コンポは機械式のアルテグラ+油圧ディスクブレーキ。

軽さ最優先のライダー向けに、リムブレーキ仕様もラインナップしているのは流石と言った所ですが、普通は登ったら下る必要があります。

チューブレスタイヤの高いグリップとよく効くブレーキで安心して下れるからこそ、何度も登りにチャレンジしたくなるというわけです。

 

ヒルクライムの際はファスナー全開で

 

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フレームサイズはM。
おおよその適正身長は175cmくらいでしょうか。

(詳細なフィッティングはバイオレーサーにて計測いたします)

 

今年のジロも残すところあと7ステージ。丁度2/3が終わりました。

ここから先はジロらしい厳しい山岳ステージが連続、今までは静観モードだった総合争い勢の動きが活発化すること間違いなし。

昨日マリアローザに袖を通したカラパスがやはり本命でしょうが、彼らの牽制の隙をついてサイモンがもう1勝くらいしてくれないかと期待。

 

 

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