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【仕事と家庭と自転車と】ニセコクラシック 機材編
by: 大阪本館

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6/12日に北海道で3年ぶりに開催された「ニセコクラシック」。アマチュア国内最高峰ロードレースとしては南の「ツール・ド・オキナワ」と並ぶビッグレースとなります。今回はそんなニセコクラシックで使用した機材をご紹介。自己責任的な部分もあるので悪しからず。

レースレポートはコチラ

 

DISCエアロロード

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LOOK 795 BLADE RS DISC。もともとリムモデルで試乗した際に感動したこともあり、DISCロードとなることで重量増もありますが、DISCロード乗るならこれかなというのがありモデルは早々に決定。エアロロードながら上れて、乗り心地も良い。
コンポはSRAM E TAP 11SにDISCを使用する為にGROWTAC EQUAL(メカニカルDISC)で対応。重量はアルテグラのDISCキャリパーと大して変わりません。よく聞かれるのはハンドルバーなに使っているの?それ使えるのという問合せですが、ボントレガーのアイオロス RSL ステム一体型ハンドルを採用。本当はヘッドチューブの長いLOOKなので落差を大きくとれる深ハン(ドロップ150㎜)を使用したかったのですが、ニセコクラシックがUCIルールに則るレースであり、基準から外れてしまう為に止む無く変更。メリットとしては100g以上の軽量化とエアロ効果アップでしょうか。 今の所全く問題はありません。ただし、専用のADSステムが推奨品なので自己責任という判断でお願いします。

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クランク回りの仕様はフロントチェーンリングがプラクシスワークスのBUZZというモデルに変更している点。純正チェーンリングよりも30g程軽量化されており、変速性能は純正よりもいいじゃないかというレベルでよろしい。ギアは53/39。

上画像がレース仕様そのままの状態です。これで7.34㎏。サイコンをいれると7.44㎏。

普段使いとレース仕様

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上画像が普段使用しているスルーアクスル。純正は下の画像。あえ持ち手のあるタイプに変えているのはホイール交換やらタイヤ交換の際に工具を使うのは面倒だからという理由。

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この辺りは関係ないという人もいるとは思いますが、空力面と僅かな軽量化という点でレース時には変更。逆を言うと年に1回か2回しかコチラを使うことありません。

ホイールとタイヤで悩みまくる

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最も悩んだのがホイール。そしてホイールが変わればタイヤも変わるというスパイラル。エアロで上りにより強いZIPP303FCか

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フロントを303FCにして、リアを404FCにして上れてより空力に強い仕様にするのか。
303だと25Cは使えず、404だと25Cは使える。ただし、コンチネンタルGP5000STRの25Cは404FC の適合からは外れるので28Cじゃないとダメとか、とても悩ましてくれました。

303のフロント重量は620g(テープ含む)と超軽量。それでいてエアロ効果も高いのでフロントはコレで決定です。タイヤは28C以下は使用不可のなので必然的にフロントタイヤも決まります。悩んだのはリア。GP5000STR/28Cだと280g。

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もう一つの候補としてVELOFLEXのCORSA RACE /25C。こちらは404のリムに対し25Cが対応可能。重量は何と220gとGP5000STRと比較すると-60g!コレは大きい。また404は303よりもリム外幅が薄く25Cでツライチとなり最大のエアロ効果を発揮するとのこと。・・・ちなみに303のリアは760g、404のリアは840g(いずれもテープ含む重量)。ホイール単体の軽さなのか、タイヤを含むシステムとしての重量をとるのか、上りにおけるかかり、反応性ならVELOFLEXだろうし、転がり抵抗ならコンチネンタルだろうしと数値面だけではわからないので、自分で試せるものは全部試して決めることに。
→結果リアZIPP404FC×GP5000STR/28Cとなりました。
速いとされる2社の某ホイールのフロントの方が幅が広く、リアの方が幅が狭くハイトが高いというシステムをZIPPに落とし込んでみた形です。実際には平坦での速度維持と伸び、また重量的にも重さを感じさせずでリア404を選択。初のコース、下調べで下りで80㎞/h程でると知ったので安定感を取った形で28Cを選択。テストで同じコースを同じパワーで走った際に差が出るのか、重量を感じるかなどをテストして差がないという結論に至り決定しました。
何が正しい選択なのかというのは答えがないので自分が納得して選んだ機材を使うのが一番いいかとは思います。正直な話、コースを試走した際は303にしとけば良かったとも思いましたがw

更にローターでも悩む

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ローターが思いのほか悩みました。シマノ純正で問題ないと言えば問題ないのですが、メカニカルDISCブレーキの場合押し出されるピストンは片側のみの為、コーナーリング中のローターそれ自体がブレーキング中の熱であったりブレーキ時の応力により曲がってしまう(また元に戻るのですが)。それによるローターとパッドの擦れ、音鳴りが個人的には非常にストレス。何とかしたいなぁと。剛性があるものはいくつかありますが、ローターそれ自体の重量がシマノに比べ30~40g増となる為却下。そんな中カンパのローターは14gの重量増、片側98gでシマノに比べ0.01㎜厚くなっておりますが、使用自体は問題なし。製作工程の違いによるところかシマノよりよれにくさ、変形しにくさを感じます。ストッピングパワーも申し分なし。
ちなみにカンパ×GROWTAC EQUALのストッピングパワー、私の体重から前後ローター系は140㎜にしております。

駆動抵抗を減らす

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特にアウターローの駆動抵抗が軽減するビッグプーリー。使えばその脚あたりの軽さで病みつきになるかも。特に緩斜面においては頻繁に使うギアとして使う使わないで差がでるのではと思う程です。(なぜカラーがグリーンなのか・・・目立つからということにしておいて下さい。)

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合わせれてせCERAMICSPEEDのBB。この二つを組み合わせは自分にとってはマストのカスタム。間違いなくという言い方はあれですが、個人的には純正と比べると非常に駆動抵抗が軽減していると感じます。

ざっとこんな感じでしょうか。個人的にはイロイロこだわっているバイクです。バーテープがイエローなのは目立つからという理由です。

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