HOME
商品紹介　-ITEM-
2026 MODEL
【モデルチェンジ！】新型Cervélo S5の進化に迫る！

2025/08/29 18:20

商品紹介

【モデルチェンジ！】新型Cervélo S5の進化に迫る！
by: 高井幹

こんにちは！ワイズロード大阪本館の高井です。今回は本館に入ってきた新型Cervélo S5の進化ポイントや店頭状況など書いていきたいと思います。

0.1 Cervélo S5の新型ポイント！

1 ①データ上での進化ポイント
- 1.1 重量面では
2 ②フレーム形状の変化！
- 2.1 ヘッドチューブがマッシブに
- 2.2 ヘッドチューブの深さの上昇、シートチューブがよりシャープに
3 ③気になるハンドルの進化
4 ④トレンドも取り入れた順当な進化
- 4.1 プロチームVisma Lease a Bike
- 4.2 カラーの展開
5 値段
- 5.1 受注可能サイズについて
6 最後に

Cervélo S5の新型ポイント！

PXL_20250828_043403454.MP

①データ上での進化ポイント

今回発売されたCervélo S5は前代のS5と比べて軽量化空力性能が向上しました！

空力性能は前代と比べて6.3wの軽減を成功させ重量面では124gもの軽量化に成功しています。

空力性能は6.3wと少なく見えますが最適化されたフレームがさらなる進化を遂げてここまでものデータ上の結果が出ているのは驚くべき性能かと思います

重量面では

前代のフレームが1030gでフォーク重量が410gですが今回の新型S5は実測でフレーム重量が970g、フォークが442gと軽量化されています。もちろん他パーツなども合わせてだと100g近くの軽量化になっています。私自身もCervélo 試乗の際に漕ぎ出しの重さがどうしても感じてしまい体重の都合上うまく扱えませませんでしたが今回軽量化を達成した事で私自身も乗ってみたい1台になりました。

②フレーム形状の変化！

データ上の進化があるということはもちろんフレーム形状にも変化がありました。

フロントチューブとヘッドチューブがより深くマッシブな形状にそしてシートチューブの形状も刷新され新しくなっています。

ヘッドチューブがマッシブに

〈旧世代S5〉　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

PXL_20250405_031205685

〈新型S5〉

PXL_20250828_043101846

ヘッドチューブの深さの上昇、シートチューブがよりシャープに

〈旧世代S5〉

PXL_20250405_024012073

〈新型S５〉

PXL_20250828_043219955

PXL_20250828_043226315

③気になるハンドルの進化

ハンドルも大きな進化を遂げました。Cervélo の一体型ハンドル特有の三角の空洞形状が変化し野球ベースのような五角形に近い構造に変化しました。またブラケット部分がドロップ部分と比べて4cm狭く設定される「プラスフォーコンセプト」に基づく「HB19」というハンドルに進化しました。これによりブラケットを持った際の前面投影面積が減りより空気抵抗が少なく安定したポジションを取れるようになりました。

またハンドルはCervélo特有のフレア形状によりより空気抵抗を削減できるポジションを取れるように工夫がされています。

〈旧世代S5〉

e6a5e3de-f43f-4543-8a3b-d2f1fbb42b5e

〈新型S5〉

PXL_20250828_043145119

三角形状からベースのような空洞形状に！

『プラスフォーコンセプト』

PXL_20250828_043216337

フレア構造を取り入れる事でエアロポジションがより取りやすくなり空力性能の向上につながっています！

④トレンドも取り入れた順当な進化

Cervéloは最近のトレンドも取り入れ順当な進化も遂げています。

1つ目はタイヤクリアランスです。今作では34cのタイヤまで入れる事ができるため石畳など路面の悪い場面でも安定して使用ができるようになっています。ワイドタイヤが主流になっていってるためどういったタイヤクリアランスが広いフレームセットは使いやすくなっています。

PXL_20250828_043203522

2つ目はUDH対応フレームになった事です。UDHとはSRAMが提唱したハンガーの形状の統一化のことです。自転車で右に転倒してしまうとディレイラーハンガーは曲がってしまう場合があります。そんな時に修理パーツが統一しているとどこのショップでも簡単に治せるのでメンテナンスの利便性が上がるんです。しかしまだいろんなメーカーでは採用していない事が多いんですが今回Cervéloはこの規格が一般的になることを読み採用しているんです。

2つの最新のデザインはこれからも多く採用されていくとは思いますので今購入しても2-3年後でも最新の設計として評価されていくと思われます。

プロチームVisma Lease a Bike

UCIのプロレースでもUAEと毎大会競い合ってるのがCervéloを使用するVisma Lease a Bikeです。黄色のジャージが目立つこのチームは平では主にs5を使用しています。新型のS5も今年のツールドフランスで使用されていて第10ステージではサイモン・イェーツが最終ステージではワフト・ファン・アールトが勝っていましたね！

今回のツールドフランスでは登りステージでもs5が使用されていたことからも重量面や空力面での向上によるものかと思います！