2020/02/13 16:33
ああ怠い。この歳になると連戦は怠い。
ワイズロード渋谷キャノンデールブランドストアの間野です。
先週の湘南シクロクロス第3戦中井中央公園に引き続き、今週は稲城市の多摩川河川敷で開催された『稲城クロス』に参加してきました。以前は連戦すると調子良かったのですが、今回は歳を感じます。まじ疲れたわ。
東京オリンピックでは市内をロードレースが通過する稲城市は近年、行政も自転車に力を入れています。『シクロクロス東京』(休止中)や『スターライト幕張』といったシクロクロス大会をプロデュースしてきたサイクルウェアブランドのチャンピオンシステム社がJR南武線・矢野口駅付近に移転してきたのを契機に、2018年秋からグラスルーツな雰囲気の強い大会をスタートしました。
会場がだいぶ狭いので、トップカテゴリーのレースを省いての大会ですが、河川敷の草を刈って踏み固めただけのコースとアットホームな運営、土手の上からの観戦しやすさ、更には現状、東京都内唯一のシクロクロス大会ということもあって人気は上々です。
朝、到着したらキッズのレースを開催中でした。
隣接する公園に小規模ながらもブースが展開されて賑わっていました。
チャンピオンシステム社が運営するカフェも出店。
自宅が対岸の府中市なわたくしにとっては、ここは凄く行きやすい。試走時間も9時40分からなので普段と同じ起床時間で、なおかつ本番までの間に3時間あるからいったん帰宅できちゃう。最低限のパンク対策だけ持って出かけました。
【今回の機材】
メインバイク:Cannondale 2019 SUPER X full custom
グループセット:SRAM RED 22 Hydro
ホイール:SCOPE CYCLING R4D
タイヤ:CHALLENGE FANGO open tubler 前後1.6BAR
スペアバイク:(今回用意せず)
シューズ:fi’zi:k Infinito X1
ウェア:le coq sportif
アイウェア:OAKLEY JAW BREAKER w PRIZM TRAIL TORCH
タイヤは廃番品の最後の1セット、CHALLENGEのFANGO。
左)FANGO 右)CHICANE
実は前日の設営準備を覗きに行き、部分部分、台風19号の影響で堆砂していたので、砂用タイヤのCHICANEを準備しようと思ったのですが、コーナーが多いコースでサイドグリップが必要だと感じたのと、堆砂している区間はあまり多くなかったので、砂用タイヤはやめました。河川敷ではあるものの、ここ最近雨も降っていないので全体にドライ。
河川敷なのに隠れた石とかなくて、リム打ちする要素がゼロだったので、自分史上もっとも低圧な1.6気圧。試走は1.7気圧でしたが、コーナーでスタックするシーンもあったので。低いとスプリントできなくなるので、あまりやらないのですが。
わたくしの出番は13時15分から。
レースはマスターカテゴリー混走。CM2、CM3が1分ごとに時差出走します。ゼッケン18番で3列目、真ん中あたり。
ここのコースの特徴は、スタート直線が長く、その後はひたすらクネクネ。スタート・フィニッシュエリア近くまで戻ってきてから2連シケイン(ハードルみたいなもの)と堤防の階段を上ってスロープ下ってちょいクネクネしてからはじめに戻る。1周約1.5km。
GPSデータなので正確なトレースはできてませんけど、こんな感じ。実際はもっとクネクネ。覚えきれないくらいクネクネ。
クネクネ入ったらコースは狭く、抜きどころが少ないので、スタートでどれだけ前に出られるのかがポイント。でも300mも全力スプリントしたら、あとが持たないよ~。正直どうしようかスタートまで決めあぐねていました。
前日ちょっと立ち寄った際の写真。直線長い……
直線の先にあるコーナーは砂が盛り盛り
スタートは前から3列目、右側2番目。右側がアウトコースで開けているのと、インコース側に踏み跡がついているので全体は右に寄る。だからアウトから抜いて行けると思っていた。で、それは正解で、最初のコーナーまでに一ケタの位置に入る。が、ここでクランクを逆回しでもしちゃったか、チェーンが外れる!
おおい!せっかく前に出たのに!
このタイトコーナーは砂溜まりになっているので速度が落ちたので降車してチェーンを手で直す。
10人は抜かれたな。ふりだしに戻る(´・ω・`)ショボーン
仕方ないので、あとはひたすら追う展開。混戦のうちはクネクネ路でも大回りする選手が多いのでインを突いたりして一人ひとり抜いていく。
Photo by Kotona Iwasa
あとは、わたくしにはこのクラスであればまず負けないだろう必殺技がある!
それはシケインでの速さ。
速度を落とさずシケインにアプローチし、直前でディスマウント(ペダル外す)、ランで抜けてすぐリマウント(ペダルつけ直す)。シケイン手前のコーナーまでに先行グループに追いつけば、一気に抜く自信があります。もちろん、シケイン越えしようとする前の選手たちのどこに割り込む隙間があるのか、どう動くのかも想像したうえでやってます。
Photo by Kotona Iwasa
これはたぶん最終周回(フィニッシュ直前)。ここで黒緑の人は抜けたけど、グレーの人にはギリギリ逃げられた……。シケインではグレーの人のように、バイクを横に持って後続を抜かせないようにするのがセオリーですが、わたくしの場合は狭いところを抜く前提でバイクを縦にコンパクトに持ちます。
ぜんぶで6周回しましたが、ここと、続く階段で10人以上は抜いたと思います。ギャラリーからも『速えぇ……』って2、3度聞こえました。キモチイイ~。
ただ、ここで追い込みすぎると、次の周回のスタート直線がかなりツライんですけどね、踏み続けなくちゃいけないんで。しかしこの区間も割とうまく走れたな。ホイールの回転が軽い。ギアもよく踏めている。ここにきて、SCOPE CYCLINGのホイール『R4D』がうまくフィットしてきた気がします。めっちゃ回るわこれ。
最後は一人抜けそうだったんだけど、もうひと踏ん張りのスパートがきかずに階段でも逃してしまい、前と2秒差の7位でフィニッシュ。最近にしては珍しくチップ計測ではない目視カウントのレースなので2秒は誤差、ほぼ同着です。まあ、8位も1秒差扱いなんだけど。
別途公開されているラップタイムは、(1)05:23、(2)04:52、(3)04:49、(4)04:42、(5)04:54、(6)04:59
う~ん、完全にタラレバなんだけど、最初のチェーン落ちをやらかさなければ、どうなってたかな?前を塞がれてトップグループとの秒差が増えたのは間違いないんだけど、じゃあトップグループに最初から加われてたら、果たして今の持久力でついていけたのか?と考えると、トップ5は近そうでまだまだ遠かったかな。
それと、このレースでは先頭スタートの友人がCM2昇格を決めました。ずっと昇格順位を逃し続けて、CM3のランキングトップを維持してきた(笑)のですが、おめでたくご卒業です。
まあ、レース前にライバル視されてなかったので、ちょっと一泡吹かせてやろうと企んでましたが、ぜんぜん絡めませんでしたわ。
Photo by Kazitaka Inoue
レース終了後に表彰対象者を囲んで記念撮影。シクロクロスはこういった和気あいあいとした雰囲気が楽しいですよ。
次回は3月1日(日)に今季最終レースとして『湘南シクロクロス』第4戦(開成水辺スポーツ公園)に運営お手伝いしながら出走予定です。エントリーは2月23日まで受付中。
このコースも河川敷を使った平坦基調です。年2回開催ですが、周回方向が逆になることがありまして。逆回りだとちょっと不利なんだよなぁ。
運営の皆様、応援いただいた皆様、ご一緒いただいた選手の皆様、ありがとうございました!
シクロクロスのシーズンはもうすぐ終わりですが、春になるとグラベルイベントも目白押しです。ちょっと舗装路を踏み外したあたりは、わたくし間野の大得意分野ですので、気になったらぜひぜひ道玄坂にお越しください!
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サービスをぜひご利用ください!
更に、ワイズロード共通サービスも受けられます!
キャンペーンてんこ盛りでスタッフも覚えるの大変ですw
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道玄坂でお待ちしています!
13th February 2020
author : ワイズロード渋谷キャノンデールブランドストア まのゆうすけ
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