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ワイズロード新宿本館 Y'sRoad Shinjuku Honkan
[英語対応可]
2019/03/31 17:24
当店でも色々な形、価格のマウンテンバイク(MTB)を在庫ラインナップしておりますが、はて、これは何用のマウンテンバイクなんだろうか?という疑問をお持ちになる方も多いかと思います。
ロードバイクでもその中にジャンルがいつくか分かれますが、用途別の仕様違いの多様さでいうと、おそらくMTBが一番多彩になるかと。
そこで、今回は、そのバイクがどんな所をどんな感じで走るのに向いているか、メーカーがどんな意図で設計したのかを判別する為のポイントとなる場所を一つご紹介します!
もちろんこれは判断基準の一例で、他の部分をチェックする必要もありますが、比較的分かりやすいポイントかと思いますので、参考にして頂ければと思います!
そのポイントは・・・【タイヤ】です!!
って、写真が既にタイヤなので、予想できたかと思いますがw
さて、ここでまず、MTBのタイヤの基礎知識。
サイズが現在ラインナップされている主な物で、直径で3パターン。太さは様々あります。
【26インチ】: | 長らくMTBのタイヤサイズといえばこれでしたが、2010年頃から一気に減少し、今では一部のジャンル(ダートジャンプ)を除いてほぼ消滅したサイズ。 ※26インチサイズのタイヤの危機的状況はこちらを参照 |
【27.5インチ】: | MTBの最新のタイヤサイズ規格。程よい大きさで、26インチの取り回しの良さと29インチの走破性の高さ、両方のメリットを良いバランスで実現。2019年現在の主流はコレ。 |
【29インチ】: | ラージサイズホイールとして、2000年前半に登場するも、当初は大きすぎて乗りにくいとして日本ではイマイチ受け入れられず。海外のXCでは主流となり設計が最適化されたおかげで日本でも普及。現在海外ではXC以外の下り系にも普及し始めている為、今後の主流はこちらになる可能性も。 |
今までは、タイヤの直径を見ればジャンルが絞り込めたのですが、最近は上記のように29インチでもXCバイクとは限らず、また、いくつかのブランドでは、同じバイクでもフレームサイズに合わせてタタイヤの直径も変更しているようなモデルも有ったりしますので、今回の注目ポイントは
【太さ(幅)】と【ブロック形状】
です。だんだん専門的になってきた気もしますが、ポイントを押さえれば分かりやすいので是非最後までお読みくださいw
MTBのオフロード用タイヤの太さ(幅)は、主に2.0~2.5インチ。これを上回る、2.8~3.0インチ幅になると、別の規格として【+(プラス)】モデルと表現されることが多いです。(後述)
少し前までは、2.2~2.3インチは結構太めで下り系(いわゆるダウンヒルなど)向け、とされてきましたが、最近はトレイル系などでもこれくらいのサイズはあります。なので、太さもある程度ジャンル間をクロスオーバーしている感じです。
さて、話の途中ですが、MTBのジャンル分けに付いても簡単におさらいしておきましょう。
主に、以下のようなジャンル毎にバイクの仕様が区別されています。
入門用・街乗り: | 主に入門クラスのバイク。オフロードも走れるが、どちらかと言うと街中で乗る機会が多い人向けに作られたシンプル・リーズナブルなモデル。 |
XC (クロスカントリー): |
オフロード(野山)を登ったり下ったり、どちらも熟せるようなモデル。上位グレードはXCレース向けに更に軽量化されていたりする。MTBのジャンルの中では最も軽快な部門。 |
トレイル: | XCと同じように野山を登り下りはするが、競技志向は弱め。XCモデルよりもう少し下り方向にも幅を広げたような感じのモデル。サスペンションのストロークがXCより少し長くなる。 |
オールマウンテン (エンデューロ): |
トレイルより更に下り系を強めにしたモデル。ダウンヒルコースもホビーで楽しむには十分なバイク。ギアもワイドな物が付いているので登ろうと思えば登れるが、やや重量やサスストロークが増えるのでちょっと苦手。 |
ダウンヒル: | 下りの事だけを考えて作られた、MTBのジャンル内では最も専用性の高いバイクが多い。 登ることは考えられていないが、長大なサスペンション・強力なブレーキなどは下りを安全に速く走る為の装備が備わる。レーサーだけでなくホビーで乗る方も居るが最近は減少傾向。 |
といことで、上記のようなジャンルのタイヤでの見分け方のポイントその①、【太さ(幅)】をチャートで見てみましょう。
入門用・街乗り: | 1.9~2.1インチ |
XC(クロスカントリー): | 2.0~2.2インチ |
トレイル: | 2.1~2.3インチ |
オールマウンテン(エンデューロ): | 2.2~2.4インチ |
ダウンヒル: | 2.3~2.5インチ |
上記の表の数値は絶対ではありませんが、大よそこんな傾向です。
もちろん、メーカーや商品によって数値の想定が違いますし、また乗り手の好みにも依るので、カスタマイズでタイヤ交換する際はこれを当てはめる必要はありませんが、メーカーから元々セットされているタイヤの場合はこんな感じです。
さて、もう一つのポイントの【ブロック形状】を見てみましょう。
実際に店頭にあるバイクに装着されているタイヤの写真を見ながら解説していきますよ~。
入門用・街乗り |
細かいブロックが密に並んでいるのが特徴。 舗装路での抵抗を軽減するために、特に中央部はブロックが連続している物が多い。
参考車体:BIANCHI KUMA 27.4 タイヤ:KENDA Small Block 8 27.5 x 2.1 |
|
XC(クロスカントリー) |
全体に小さく低いブロックが隙間をやや明けた感じで配置されている。 低いブロックは変形を少なくし走行時のロスを減らしている。
参考車体:TREK X-CALIBER 9 タイヤ:Bontrager XR2 27.5/29 x 2.2 |
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トレイル |
XCよりブロックが大型化され、より荒れた路面に対してもグリップするような構造に。 登りも視野に入れている為、センターのブロックはやや低めだったり、ブロックの間隔も広めになっていて様々な路面コンディションにも対応できる。
参考車体:SCOTT SPARK 970 タイヤ:MAXXIS FORKASTER 29 x 2.35 |
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オールマウンテン(エンデューロ) |
更にブロックが大型化されてくる。 高さもあり、グリップ力が上がっている。特にセンター部のブロックが横に長くなる物が多く、急な下りでのブレーキンググリップを稼ぐ為。
参考車体:TREK FUEL EX 8 タイヤ:Bontrager XR4 29 x 2.4 |
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ダウンヒル |
荒れた路面を高速走行する為の強靭なタイヤ。 大型のブロックが縦、横あらゆる方向へのグリップ力を確保する。
参考車体:TREK SESSION 9.9 DH タイヤ:SCHWALBE MAGIC MARRY 27.5 x 2.35 |
そしてあと一つ。後述すると言っていたのがコチラです。
27.5+ |
幅が2.8~3.0の極太タイヤ。 圧倒的なエアボリュームで乗り心地抜群。低圧で使用できるので、荒れた路面や滑りそうな場所でも拾い接地面積でグリップを稼ぐ。 車体は太いタイヤを入れる為に広いクリアランスを持っているので基本的には専用設計。 参考車体:SCOTT SPARK 730+ タイヤ:MAXXIS REKON 27 x 2.8 |
27.5+のタイヤを装着したモデルは、現在の所は主にトレイル系~オールマウンテン系が殆どです。グリップ力が圧倒的に高く、そこそこ漕ぎも軽いので、初心者の方にもオススメでき、昨年秋頃から当店でも人気充上昇なジャンルです!
ということで、色々ご紹介してみました。
写真ではちょっと分かりにくいかもしれませんが、現物をいろんな方向から見てみると結構その差が分かると思いますよ!
ゴールデンウィーク前後から、日本各地のスキー場のマウンテンバイクパークが続々とオープンします。トレイル系~ダウンヒル系のバイクで遊ぶのかとても楽しいのでオススメです1
また通勤通学や、オンロードが多いサイクリングやツーリングには、入門・街乗り系~XC系がオススメ。
色々あるMTB、もしご自分がどんな乗り方したいかある程度決まっている方は、タイヤをチェックしてみてください!そのバイクがどんなものか、どんな事したら楽しいかも分かりますよ!!
もちろんご不明な点は、スタッフまでご相談くださいね~!
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