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【洗車】愛車をきれいにして快適に走ろう!!
by: 松野 海丸

みなさんこんにちは、新宿本館のまつのです。

過去に、注油の仕方雨天走行後のケアについてご紹介しましたが、今回は車体のクリーニング全般についてご案内いたします!どんなものが必要でどうやってやるのかまでご案内していきます!

 

 どんなときに洗車する?

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走る前のタイヤの空気入れと並んで最も基本的なメンテナンスが洗車と注油。タイミングとしてはオイルが切れたときです。1月くらい走るとオイルが切れたり汚れてきます。また雨天後も雨を落とし洗車と注油をすると良いでしょう。

特にオフシーズンは走らずに長期保管するという方は、きれいにして注油した状態での保管がおすすめです。

 

全体的な流れ

きれいに汚れを落として注油するという手順です。シャンプーをしてリンスをするというイメージですね。最後に注油するというのは共通なのですが、汚れを落とす、という作業はどれくらい手間をかけられるかによって手順が変わってきます。今回は大きく分けて3つの方法をご案内致します。

 

水洗車

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がっつり水を使って洗車します。一番手間がかかりますが完璧にきれいになります。チェーンを素手で触っても全く汚れないレベルで綺麗にされたい方向けです。屋外で洗剤等を流せる環境が必要になります。

 

水無し洗車

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水を使わずに洗車をします。水洗車と比較して完全には綺麗になりませんが粗方の汚れが落ち手間も若干少ないです。室内でもできますができれば屋外で作業した方がよいでしょう。どちらにしてもバイクの下に新聞紙などを敷いた方がいいです。

 

拭き掃除

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最低限の汚れを拭き取ります。最も手間のかからない方法です。チェーンなどは内部の汚れまでは落ちませんので、年1回程度は水無しないしは水洗車を行った方がいいでしょう。水分がパーツの内部に入りにくいので分解整備の頻度は減らせます。

 

水無し洗車

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まずは手間と仕上がりのバランスに優れた水無し洗車からご案内致します。

 

必要な物はこちら

 

ウエス

WAKOS MET メカタオル 40枚入

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ウォーターレスクリーナー

MUC-OFF EBIKE WATERLESS WASH (750ML)

 

WAKOS フォーミングマルチクリーナー (380ML)

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ブラシ

MUC-OFF DRIVE TRAIN BRUSH

 

MUC-OFF CLAW BRUSH

 

塗装を痛めないよう、フレームはスポンジできれいにし、ブラシは使わないようにしましょう

 

スポンジ複数個

MUC-OFF EXPANDING MICROCELL SPONGE

 

汚れが強いドライブドレイン周りとその他部分はスポンジを分けましょう

 

メンテナンスグローブ

MUC-OFF MECHANICS GLOVES (M)

 

手を汚したり怪我しない為装着

 

メンテナンススタンド(互換性要確認)

CYCLEPRO CP-MS200BH メンテナンススタンド {BLK}

 

FF-R FFR-CFS バイシクルスタンドCF (26~29インチ対応)

 

GIZA メンテナンススタンド (両凸スルーアクスル用)

 

GIZA メンテナンススタンド(スルーアクスル用)

 

ミノウラ DS-40CS ディスプレイスタンド {BLK}(スルーアクスル対応)

 

後輪が浮くタイプが便利です。互換性は要確認。

 

ディスクブレーキクリーナー(ディスクブレーキ搭載バイクの場合)

 MUC-OFF DISC BRAKE CLEANER (400ML)

 

ローターカバー(ディスクブレーキ搭載バイクの場合)

MUC-OFF DISC BRAKE COVERS PAIR

 

ダミーローター(ディスクブレーキ搭載バイクの場合)

 OSTRICH ダミーローター {黒}

ゴミ袋

 

あると便利な物

 

バケツ

 

スプロケットを外す工具(スプロケットリムーバーとフリーホイールリムーバー)(互換性要確認)

NOGUCHI YC-126-5AM QR,12MMスルー対応スプロケットツール

 

チェーンローラー(互換性要確認)

ミノウラ F.K CR-100 チェーンローラー

 

ブレーキパーツクリーナー

WAKOS BC-SJ BCストロングジャンボ (840ML)

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フレームやディスクブレーキではなく主にドライブドレイン周りに使用しましょう。バーテープ交換の際に残ったテープを剥がしたり、普段のシールはがしにもなる(吹きかける面との相性をご確認ください)のでロードバイク以外の分野でも普通に汎用性が高いです。

 

エアダスター

 空気を強く噴射するダスター。スプレー缶タイプやサステナブルな充電タイプも市販されています。ボルト周りなど奥まった箇所の水分を追い出します。

 

ラスペネなど粘度の低いオイル

WAKOS RP-C ラスペネC (350ML)

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“一家に一本ラスペネ”。オイルは注油箇所によって粘度で使い分けます。粘度の低いラスペネはチェーンオイルとしては役不足ですが、汚れにくく固着解消やサビ防止、動きをよくするのに最適です。

 

手順

車体をスタンドにセットしましょう。バイクの下を新聞紙などで養生します。チェーンローラーがあれば、後輪を外して頂くといいです。前輪も外せれば外した方がいいですが前輪の浮くスタンドに限られます。なければひっくり返すといいでしょう。ホイールとフレームは分けて掃除した方がお互いを汚しにくいのでベターです。ディスクブレーキの場合はディスクローターカバーでローターを養生し、ブレーキパッドの間にダミーローターを挟み、固定します。

 

洗車の前提として汚れの激しい(落ちにくい)部分からきれいにしていきます。バイクで最も汚れが落としにくい部分はチェーンなどのドライブドレインです。表面の汚れをウエスなどで粗方拭き取ります。

 

汚れたウエスはゴミ袋で処分します。

 

次に、ウォーターレスクリーナーやパーツクリーナーなどを吹きかけます。ウォーターレスクリーナーは浸透するまで数分放置するといいものもあります。パーツクリーナーは速乾性で残りにくく、強い洗浄力でフレームには使わず、ドライブドレイン周りのみに使いましょう。

 

ブラシでチェーン、プーリー、スプロケット、チェーンリングや変速機などの汚れを叩くように刺激すると落ちがよくなります。チェーンを後ろに回しながら、様々な角度からブラシを当ててあげましょう。チェーンがたわむようにテンションをかけてあげるといいです。

 

バケツがあれば、その後更に、水をためてスポンジでチェーンをきれいにしてもいいでしょう。

 

スプロケットを外す工具がある場合は、スプロケットを取り外し、ばらしてパーツクリーナーを吹きかけてブラシやスポンジで汚れを落とします。なければブラシを当てて後ろに回しきれいにしましょう。

 

ドライブドレインの汚れが粗方取れたら、車体をひっくり返すなどし、前後輪を外し、フレームをきれいにしていきます。

 

フレームの車輪の近くは泥などが跳ねているので軽く拭き取ります。表面が汚れた上から擦ってしまうと塗装を痛めてしまう原因となるため、先に粗方拭き取りましょう。

 

ウォーターレスクリーナーをバイク全体に吹きかけ、汚れを浮かせてスポンジできれいにします。リムブレーキのバイクはブレーキシューの表面もしっかりきれいにしましょう車輪周りをきれいにしたら、ウエスなどで軽く拭きとります。

 

次にホイールを綺麗にしていきます。ウエスにウォーターレスクリーナーを適量取り、リム面やスポーク、ハブなどをきれいにします。ディスクブレーキの場合はディスブレーキクリーナーでローターの汚れや油分を取り除きます。

 

全体がきれいになったらそれぞれをよく拭き上げましょう。クリーナーが残っているとオイルとけんかするため、しっかりと拭き取ります。このときに、ボルトのクリーナーもしっかりと落とすことが重要です。スポーツバイクにはボルトが多く、ハンドルステム周り、ボトルケージ台座、シートクランプ、前後の変速機やブレーキ、泥が跳ねやすいサドルの下など気づきにくい部分です。ボルトに水分が残るとサビの原因となるため、ウエスなどでしっかり取り除きましょう。仕上げにエアダスターがあるとより水分を追い出せます。

 

水洗車

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水無し洗車のグッズに追加してドライブドレインクリーナーを用意しましょう。

MUC-OFF DRIVETRAIN CLEANER W/TRIGER JP (500ML)

 

WAKOS PD パーツディグリーザー (300ML)

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WAKOS CHA-C チェーンクリーナー (330ML)

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SURLUSTER チェーンクリーナー S-145

 

 水洗車は水無し洗車と手順は大きく変わりませんが、水で流した方が良いクリーナー、つまりより洗浄力の強いクリーナーを使用できます。それらは主にドライブドレイン周り専用のクリーナーで、強力に油分を落としますがフレームには使えません。ドライブドレインクリーナーで綺麗にしたら、注油する時にオイルとけんかしないよう、しっかりと水ですすぎます。チェーンの洗浄に灯油を使用するとこの作業がシビアになってしまうのでチェーンクリーナーをオススメしています。ただ、このとき強い水流で流してしまうと必要以上に内部に水分が浸透するため、シャワーのような優しめの水流、もしくはペットボトルなどの容器から優しくかけましょう。

 

その他は水無し洗車と同じ手順です。クリーナーを水で流して全体をくまなく拭き上げます。

 

拭き掃除

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拭き掃除は至って簡単で専用のクロスで拭くだけです。

以下のグッズを組み合わせて使用します。

 

①DIXNA おそうじクロス 快適(BLU)TC-1.NEW

ドライブドレイン周り(チェーン、スプロケット、チェーンリング、前後変速機周り)を拭き上げるもの

 

②DIXNA おそうじクロス 元気(GRN)TF-1.NEW

フレームをきれいに拭き上げるもの

 

③パーツクリーナーを吹きかけてウエスで汚れを拭き取る

 

④FINISH LINE 1-STEP CLEANER&LUBRICANT

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コレ1本でクリーナーとルブを兼ねる。塗布しウエスで拭き取る。

 

手順は

①→②←お手軽!

もしくは

③→②←拭き掃除で一番きれいになる!

もしくは

④←最も簡単!注油まで完了!

 

コーティングでさらに美しい仕上がりに

最後に、コーティング剤でコーティングするとより美しく仕上がります。

 

コーティング剤(互換性要確認)

MUC-OFF HCB-1 (400ML)

 

MUC-OFF BIKE PROTECT SPRAY (500ML)

 

MUC-OFF MIRACLE SHINE POLISH (500ML)

 

MUC-OFF SILICON SHINE (500ML)

 

WAKOS VAC A142 バリアスコート (300ML)

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WAKOS SKW シェイクワックス (380ML)

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SURLUSTER ゼロフィニッシュ マイクロファイバークロス付 T-73

 

フレーム側の塗装の仕上げや塗布箇所によって適したものを選びましょう。

 

注油

上記までのいずれかの方法できれいにしたら、しっかりと注油していきます。注油に関しては、以前ご案内した記事を参考にしてください。

 

 

 

仕上げにラスペネがあると便利です。粘度の低いオイルで、水を追い出す水置換性があるのでわずかに残った水分を追い出し、可動部分の動きを良くします。ハンドルステム周り、ボトルケージ台座、シートクランプ、前後の変速機やブレーキ、泥が跳ねやすいサドルの下のボルトにほんの少しさしたり、変速機の関節部分にもさしてあげるといいでしょう。チェーンオイルと同じく、ブレーキ部分には絶対に注油しないでください。

 

WAKOS MTL メンテルーブ (220ML)

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ラスペネのようにボルトの水を追い出したり、チェーンルブのようにドライブドレインの潤滑もできるメンテループというものもあります。

 

車体の安全確認

洗車から注油までの手順は以上です。洗車後はコーティング剤を吹いたり、パーツの固定確認や変速・ブレーキの固定確認をしましょう。特に車軸が緩んでいると危険です。

この他にも面白い洗車グッズがたくさんあります。いろんなルブを試してみると違いが感じられて面白いですよ!!ロングライドや大事なレース前の調整はいかがでしょうか!!

 

洗車・注油系記事リンク


  


 

 

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