【スタッフブログ】シューズ買っちゃいました！アフターパーツが充実しているイタリアンブランドの逸品！
by: 表田陽来

こんにちは。新宿井本館の表田です。
先日こちらのブログでクリート交換のお話をしたのですがなんとソールが削れてクリートが飛び出してしまいました。そろそろシューズの寿命かなと思い、新しいシューズを購入しましたのでご紹介します。

1 SIDI TIGER 2

SIDI TIGER 2

イタリアの老舗シューズブランドのSIDI。その中でも高い快適性とパワー伝達性で多くのプロ選手に選ばれているフラッグシップのXC/MTBシューズです。

高硬度カーボンソールとSRS

MTB用途で作られているため踏み込み時の剛性だけでなく、靴裏の強度が高い高硬度のカーボンソールを使用。地面と直に接する部分はナイロンとTPUで作られておりグリップと耐久性を両立。実はこのラバーソールは交換可能になっておりSRSインサートと呼ばれています。今回、買い替えの原因だっただけにこれはうれしい機能です。

オリジナルダイヤル

SIDIは靴ひものダイヤル機構も自社開発。自社のパーツで完結することでよりシューズ開発の自由度を上げています。特にこのTIGER 2とロード用フラッグシップであるSHOT 2はダイヤル位置が特殊で、シューズの中心部に設置されています。こうすることで落車時にダイヤル部を破損することを防げます。

かかとも調整できちゃう

フラッグシップモデル限定の機能でREFLEX ADJUSTABLE HEEL RETENTION DEVICEが搭載。名前だけ聞くとなんじゃこりゃとなるのですが要するに、かかとが浮かないようにアキレス腱部分の幅を調整できる機能です。アキレス腱やくるぶし付近が細い方だとペダリング中にかかとが浮いてしまうことがあるのですが、この機能でかかとを抑え込むことでパワー伝達性を高めてくれます。リフレクターも備えており夜間走行時の後方へのアピールもしてくれます。

スペアパーツが充実

ここまで紹介したソール、ダイヤル、HEEL RETENTION DEVICE、すべて別売りの補修パーツが販売されています。シューズは合う合わないがあるので買い替えも苦労しますが、SIDIならパーツ交換で一つのシューズを長く使えます。ソールは特に消耗品なので今回同時に注文しちゃいました。

SRS CARBON-GROUND INSERTS

\6,380(税込)

真空パックされているので空気に触れず、経年劣化の心配が減らせるのでストックしやすいです。こちらのソールはシューズの型番だけでなくサイズによっても種類が異なりますので、注文の際はご注意ください。

インプレ

既に１か月ほど通勤や休日のライドで使っているのですが剛性感は流石のフラッグシップモデル、まったくしなりません。HEEL RETENTION DEVICEのおかげでかかとが浮くこともなくしっかりペダリングできます。自分がロードでもSPDを使うのが歩きやすさの為なのですが歩行時も不便なところは感じませんでした。ソールがしっかりグリップしてくれます。ただ、ダイヤル機能に関してはSIDIオリジナルということで慣れるのに苦労しました。シューズを脱ぐときはワンタッチで比較的簡単なのですが、履くときにダイヤルを回す際、ダイヤルのスイッチを押してレバーを上げるのが手間だと感じました。慣れてしまえばどうということはないんですが、人によっては気になるかもしれません。履き心地も最初は皮部分が固く感じたのですが使い込んでいくうちに足にフィットしていき今は快適に使用しております。つま先付近がメッシュになっているのでこれからの季節はトゥーカバー必須です。夏場は涼しそうですね。