SCOTT FOIL RC乗り比べ
by: ミサト

今回、社内試乗会で現行3代目となる
FOIL RCへ試乗できる機会がありましたので
2代目FOILリムブレーキ仕様ユーザーの
インプレッションです!

今回、お借りしたのは2025年モデルSCOTT　FOIL　RC　10

コンポはSHIMANO　ULTEGRA　Di2　
R8100シリーズの24スピードです。

・試乗前の印象

UCIのルール緩和で、サイドから見た時のインパクトが
エアロドードバイク好きには、やる気マシマシになった事と
SCOTT開発のカーボン素材HMF(今乗っているFOIL)から
上位グレードで軽くて剛性がアップしているHMXへの変更

正面から見た時のこの薄さ、忖度無しで
前モデルと比較して、スピードや反応速度は上がったけど
乗り心地と、振動吸収性を犠牲にしているのではないかと
想像していました。

・試乗後の印象

SCOTTは自社比較で、前モデルより走行に必要なスペックを
全面的にアップグレードしていると、案内しています。

上から

「21％速く」

「9％軽く」

「10％快適に」

私が所持している、従来モデルと比較して
時速42ｋｍのスピードで40ｋｍを走った場合
この３代目FOIL　RCは1ｍ30ｓ早くゴールライン到達できると・・・
全て本当でした!!（←SCOTT様、疑ってすみませんでした（泣））
1番気にしていた乗り心地は、よりマイルドになったのに
踏んだ瞬間は敏感に反応して加速してくれました。
ダンシングした時も、リムブレーキより
Discブレーキは取り付け位置が地面に近づくので
楽に早く振り子運動ができました。
総評として勝利に必要な条件が高次元で
バランスが取れている、とてつもなく良いバイクでした。

試乗後・・・
SCOTTのアクセサリブランドSYNCROSから販売されている
CAPITAL　SLをフロントにリムハイト60ｍｍ
リアにリムハイト80ｍｍへの換装お願いしてみたら

ご用意して頂けました。←感謝です。
重量を測れなかったので帰宅後メーカサイトを頼りに
計算をしてみました。
タイヤ２本とサドルの重量不明ですが
それ以外ですと約6,008ｇでした。
この見た目で、登れちゃいます!!
しかも、メーカの方がホイールにDT Swissの240ハブを
使用しているので、180ハブのセラミックベアリングに
アップグレード可能と仰っていました。