日本最大級のスポーツサイクル専門店!Y`sRoadのウェア専門館第1号!
2025/12/22 19:54
皆さんこんばんは。ワイズロード上野ウェア館のタキヤマです。
ワイズロードのスタッフ向け研修「ワイズロードスタッフ試乗会」でずっと気になっていたバイクに試乗させていただきました。
ご協力頂いたメーカー、代理店の皆様。この場を借りてお礼申し上げます。
目次
フレームサイズ:54
身長:175cm
サドル高:710cm
Cervélo(サーヴェロ)は1995年に設立されたカナダのトロントに本拠を置くメーカーです。きっかけは、2人のエンジニア、フィル・ホワイトとジェラルド・ヴルーメンが革新的なタイムトライアルバイクを開発しようと決めたことで生まれました。2021年より現在の「チーム・ヴィスマ・リースアバイク」に機材を提供している事でも有名です。
今回、紹介するのはCervéloの中でも剛性と軽量を両立する「R5」です。
女性版ツールドフランス、ツールドフランスファムで36年ぶりにフランス人総合優勝を成し遂げたポーリーヌ・フェランプレヴォ選手が超級山岳優勝時に使用していた事でも話題になりました。
9月のR5正式発表前にすでに勝ちまくっているバイクだったのでその期間ずーっと気になっていました。
フレーム重量は56サイズで僅か651g、フォーク重量は298gと他パーツも含めると先代に比べて約400gもの軽量化に成功しています。スラムRED XPLR仕様の完成車重量で5.97kg(サイズ56)と6kgを切ってきます。クライマーの皆さんこの数字はそそられますね。
BB剛性は13%向上しており、踏みへの反応が向上しています。
チューブ形状とフォーク形状の変更で従来比較で2wの空力改善がされています。2wの数字は小さく見えますが、恩恵は間違いなくあると思います。
そして今回、遂に試乗する機会をいただいたのでコースを何周かしてみました。
そこで感じた私の感想をお伝えします。
試乗する前は剛性、軽量の文字が頭にあったので軽量モデルにありがちなガチガチ感を予想してましたが、R5は違いました。柔らかさがあり、非常に扱いやすい印象です。体重が軽く、パワーの無い私でもこれなら扱えると自信が持てました。
BB周りの剛性は多少存在感を感じましたが、嫌な反発は無く、フレーム全体に広がりマイルドにしてくれている印象でした。
重量の軽さは漕ぎ出しが気持ちよく、コーナーの立ち上がりが軽快で思わず腰が上がります。たち漕ぎのリズムが軽すぎるからかぎこちなくなっていたので少し慣れは必要かなと感じました。
トップチューブから伸びる細すぎるシートステーが美しいです。ドロップシートステーが増える中、差別化もできて最高です。
ハンドル、ステムは一体型の新型ハンドル「HB18 bar/stem」。先代に比べて約150gの軽量化に成功しています。もちろん今流行りのフレア形状になっているのでエアロポジションがとりやすくなっています。
UDHハンガー対応となったのでSRAMのフルマウントも可能になりました。
こちらも試乗が可能だったので試させていただきました。今年の6月にフルモデルチェンジとなったForce XPLR AXS。1×13のグラベルコンポーネントではありますが、最近ロードでも採用が増えている組み合わせになります。カセットスプロケットは13速の10-46Tと超ワイドとなっています。フロントの歯数を調整することで用途に合わせることができます。
変速は高トルクで踏み込んでいるときでも確実に変速する強さを感じました。ブレーキは指一本で引けるくらい軽く、しっかりと止まります。変わる、止まるの安心感が一段階上に感じました。
ここで私の脳内で思いついた構想は
Cervélo R5 + Force XPLR AXS
これで少しでも値段を抑えつつ、軽量でシンプルなバイクを完成させたい!
完成車のラインナップでRED仕様はありますが、そこまでのスペックが必要ない方はいかがでしょうか?
そしてCervéloといえば合わせるヘルメットはコチラ
Cervéloを使う チーム ヴィスマ・リースアバイクの選手を守っているのがGIRO ARIES SPHERICALです。
最後は上野ウェア館らしくヘルメットのご紹介でした!
2025/12/22 ワイズロード上野ウェア館