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2016/06/12 20:06
ZWIFTとは何だ?という方は是非過去の記事も参考にしてください。
目次
今月号のスポーツ雑誌「TARZAN」でも紹介されるほど、今確実に「アツく」なってきているトレーニングゲームです!!
簡単に説明しますと、ローラー台とPCを接続し、自転車を漕ぐことによって画面内のキャラクターを走らせ、世界中のプレイヤーとレースやライドイベントをするゲームといった感じです。
これだけだと何が面白いのかさっぱりかもしれませんが、ゲーム上で世界規模のレースや、海外で活躍する有名なプロ選手と一緒に走れるライドイベントが定期的に開催され、単調になりがちなローラー台トレーニングが毎回レース、毎回ライドイベントに早変わり!!
1時間くらいあっという間に過ぎてしまいます‼
直近ですと、来週6/13(月)21:00から、UCIワールドチーム「トレック・セガフレード」に所属する日本人選手、別府 史之 選手と一緒に走れるライドイベントも予定されております。
そんな魅力たっぷりなZWIFTの始め方~イベントに参加の仕方まで自分の知っている知識の中からできる限り詳しく、数回に分けてご紹介したいと思います。
まず、ZWIFTに必要な物は大きく幾つかに分けられます!!
1.まずは基本の自転車、ローラー台!!
これはわかりやすいですね~。
これが無いと始まりません。
2.そして次に「パワーソース」!!
これは少しややこしいのですが、一体今どれぐらいのパワーでローラー台を漕いでいるのか、それをパソコンに伝える必要があります。
その「パワーソース」として使えるのがまず、パワーメーター!!
パワーメーターそのものがパワーを計測してくれるので誤差やタイムラグが少なくZWIFTには一番オススメでトレーニング効果も高くなります。
おおよそ安いもので¥70000前後くらいから発売されております。
その他には、スピードメーター、もしくはローラー台本体がパワーソースとして使えます!!
スピードメーターはANT+かブルートゥースに対応しているものが必要で、おおよそ¥7000前後です。
ただし、ホイールの回転数から速度を出し、それをZWIFTの中で仮想のパワーに変換して、そこからZWIFT内で傾斜も含めて改めて速度に変換しますので誤差とタイムラグは発生します。
逆にこの方法ならどんなフレーム、どんなローラー台でも接続できますし、普段からガーミンやキャットアイのサイクルコンピューターをお使いの方なら追加で購入するものが少なくて済みますのでお財布に優しいです。
もしくは、ローラー台本体がスピードセンサーの役割をしてくれてローラー台から直接データを飛ばすパターン‼
いわゆるスマートトレーナーというものはこれが可能で、ローラー台からパソコンへデータを送るので非常にシンプルです。
通信機能を持たない通常の固定ローラーや3本ローラーでは、特殊な専用パーツが無い限りこの方法は出来ません。
例えば、ELITEの「MISURO B+」のような商品です。
3.最後にデータの受信機!!
パワーソースから発信されたデータを、PC側で受信する必要があります!!
ZWIFTで利用できる通信規格は2種類!!
1つは「ANT+」。
ガーミンやキャットアイなどの大手サイクルコンピューターメーカーが採用する通信規格で、それらのサイクルコンピューターをお持ちの場合はこちらの通信規格が使えます。(一部、ANT+でない通信規格が使われている物もあります。)
ANT+を利用して接続する場合、ANT+センサー(発信器側)とANT+ドングル(受信機側)の距離を近づける必要があります。
PCに直接ドングルを指した状態で、半径1m以内のセンサーは認識するのですが、2m近く離れたスマートトレーナーの電波は拾いませんでした。
ですので、ANT+で接続する場合は家電量販店などでUSBの延長ケーブルをご用意いただき、センサーとドングルの距離を出来るだけ近づけるようにして利用してください。(公式ページでも推奨されています。)
あと、USBポートのバージョンによっては認識しない場合もあるようですので比較的古いパソコンは要確認です。
もう一つの通信方法が「Bluetooth」。
ローラー台、スピードメーター、パワーメーターがBluetoothに対応している場合、スマートフォンを受信機として利用することが出来ます。
パワーソースから発信されるデータをスマートフォンが中継してパソコンに伝達するような感じです。
パソコンとスマートフォン間は普通のネット回線で接続出来ますのでパソコン側にBluetoothの機能は必要ないようです。
どうでしょうか?
なんとなーく分かっていただけましたか?
次回は具体的に必要な商品を紹介していきます‼