日本最大級のスポーツサイクル専門店!池袋で自転車をお探しなら特価サイクルパーツ王国Y's Road 池袋チャーリー店
ワイズロード池袋チャーリー店 Y'sRoad Ikebukuro charley
2022/11/13 22:58
先日はクロモリフレームもご紹介したジャパンブランド『DAVOS(ダボス)』。
今回は小傷有りのアウトレットフレームに、同じく特価の高性能TLRホイールを合わせた『スペシャル完成車』を組み立ててみました!
目次
参考価格¥480,000-(税込)→チャーリー限定 現金特価¥408,000-(税込)
SIZE:M(適応身長170㎝前後)
今回組み立てた『ネオスポルティーフD309』は、フルカーボンのツーリング~グラベルロードフレーム。
『スポルティーフ』の名前通り、ツーリング車ながらも走行性能を重視し、ケーブル類は最新のフル内装に対応。
太いハンガー周りやチェーンステーは高剛性で、ロード並みの高い巡行性能を備えています。
一方で、最新のグラベルらしく非常に太いタイヤに対応し、最大タイヤサイズは『700×50c』。
タイヤチョイスによってはかなりの悪路走破性も発揮できます。
フルフェンダーを取り付けても700×40c程度の太いタイヤに対応でき、キャリアやケージを取り付けるための台座も用意されていますよ。
今回、ホイールにはフルクラムのグラベルモデル『ラピッドレッド3』を採用。
ロードバイク用ホイールでいうと、『レーシング3』相当の中堅アルミホイールです。
今回はあえて700cではなく、一回り小さい『650B(27.5インチ)仕様』をチョイス。
MTBホイール並みの幅広『24cリム』を採用しながらも、少し小さい分重量が抑えられ、『ペア1670g』の軽さを誇ります。
タイヤは『650B×48c(27.5×1.90)』のパナレーサー『グラベルキングSSチューブレスコンバーチブル』。
あえてチューブドで装着してありますが、ホイールもTLR仕様なので、シーラントだけご購入いただければすぐチューブレス化可能です。
幅広リムに極太タイヤを付けることでエアボリュームが稼げ、低圧時のタイヤの捩れも抑えられるので、抜群の乗り心地とグリップ性能が得られます。
700cでも650Bでも装着可能タイヤサイズが変わらないフレームで敢えて650Bにするのも一見おかしな話ですが、小径ゆえの低重心化で足付きやコントロール性が上がったり、タイヤ重量が軽くなったり、ダート走行時の泥掃けが良くなったり、40cを超える太いタイヤを装着したままフルフェンダーが付けられたり…等々、様々なメリットがありますよ。
今回、メインコンポにはシマノ『GRX』を採用。
一見レバーはロード用油圧STIとそっくりですが、実はフリーストローク(握り始め~効き始めまでのレバーの遊び量)が全く違います。
ある程度深く握り込んで効き始めるロード用と違い、『GRX』はほんの少し触れただけで即座にブレーキが効き始めるため、よりリニアなブレーキコントロールが可能です。
また、実はグレードによってブレーキレバーの固さがかなり違います。
上位モデルのRX810は、悪路での誤操作防止のため、引きが重く設定されているので、今回はあえてタッチの軽い2ndグレードの『RX600』を採用しています。
ドライブトレインはトラブルが少なく、直感的な操作が可能な『フロントシングル仕様』。
今回は通常の『11-42T』スプロケットではなく、MTB用の『11-51T』スプロケットをチョイス。
それに合わせ、RDもGRXではなくMTB用の『ディオーレ』にしてあります。
もちろん『ロード(グラベル)用』と『MTB用』では、同じ11速でもワイヤーの引き量が違うため、今回はウルフトゥースコンポーネンツのシフトコンバーター『タンパン』を使用しました。
螺旋状のカムローラーがワイヤーの動く量を変換してくれるため、STIレバーでMTB用RDの操作が可能になります。
リアスプロケットがワイドになった分、フロントのチェーンリングも『40T』→『46T』にサイズアップ。
同じくウルフトゥースの楕円リングをチョイスしました。
楕円リングなので踏み込み時は実質『48T』、引き上げ時は実質『44T』相当となり、トップギア比は『48÷11=4.36』。
ローギア比は『44÷51=0.86』となり、ワンバイ仕様ながらフロントダブル仕様と同じギアレンジをほぼ全てカバー!
ロー側で激坂を楽々こなせるギア比を維持したままトップ側の選択肢が増え、平坦の高速巡行がかなり楽になっています。
どうしても坂がつらい時は、純正の40Tもお付けするので戻してみるのも手かも…()
実はこのフレーム、メーカー公称の最大チェーンリングは『フロントシングルの場合46T』なのですが、グラベル用の『GRX』クランクはロードクランクより3㎜ほどチェーンラインが外にずれているため、48T相当部分でも十分なクリアランスが確保されています。
サドルは、フィジークのショートノーズモデル『アルゴシリーズ』から、グラベル用の『テラX5』をセレクト。
実は私も使っていますが、高いクッション性がありつつも、ペダリング時の安定感と脚の回しやすさも非常に秀逸。
グラベルだけでなくロード(特にお尻が痛くなりがちなローラー)にもオススメです。
ハンドルはシマノプロの『ディスカバーアロイ30』。
ワイド且つ非常に大きなフレア角のハンドルは、掌全体を乗せるような感覚で握れるので疲れにくく、操作もしやすくなっています。
大きめのハンドルバーバッグが使いやすいのもポイント。
また、バーテープはサドルと同じフィジーク『テラ』。3mm圧のテープはクッション性に優れるだけでなく、グリップも抜群です。
スタッフの経験と趣味で厳選したパーツ構成なので、荷物を積んだ泊りがけツーリングからハードなグラベルツーリングまで何でもこなせます!
チャーリー店にてチェック!