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【池Ⅽ定番商品】見て早い、見て軽いではなく乗って早い乗って軽い「EXTENZA R1X」
by: 上山 翔

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BRIDGESTONE EXTENZA R1X

チューブレスレディ
BLKカラー
700×25、28Ⅽ
¥13,000-

クリンチャー
BLKカラー
700×25、28Ⅽ
¥11,000-

8年越しのアップデート

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溝もなくフルスリックタイプのタイヤで多い接地面でグリップ力を高めロードバイクのスピード域の高い走行でも効果を発揮してくれます。
新型R1Xは8年越しのリニューアルでブラッシュアップされた性能、8年の間に世の中のタイヤ事情も変わりチューブレスにまで対応してきたタイヤです。

新エトルトに対応

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レーシングバイク達はこぞってDISCブレーキに移行しタイヤ幅リム幅の広がりはとどまることを知らずどんどん大きく作られていきます。
そんな中旧世代のエトルト規格で企画設計されていたタイヤ達広がるリム幅に対し新しい基準を設けようとホイールからタイヤまで手掛けるブランドが提唱し始めたのが新エトルト
アップデートされたR1Xももちろんそれに準拠し15㎜幅で23Ⅽのタイヤが基準だった所から19Ⅽで25Ⅽが基準の新しいものに更新されています。

またワイドリム化に合わせてトレッド(タイヤの路面に設置する面)を15%広げています。
広がったことでのグリップ能力を高め天候にとらわれない走行性能を実現しているでしょう。

170TPIの高密度タイヤ

TPIはタイヤのケーシングは形を形成する骨組みのような部分と思っていただければよいと思います。
そのTPIが多いタイヤはより細い繊維で編み込みを行っているということ
高密度だと何がいいのか
それは厚紙と普通のコピー用紙のような感じがたとえやすいでしょうか?
普通のコピー用紙を厚紙の厚みまで重ねたところで同じ硬さにはなりません。
それは1枚1枚が薄くしなやかに動くことで固くなく柔らかいを体感できると思います。

タイヤのケーシング内部では繊維が編み込まれシート状になってタイヤの形を保ちます。
その骨となるケーシング部分に太い繊維が使われていると繊維自体が固く曲がりずらいものに、細かければ密度を詰め込むことができより曲げたいところで曲げられるしなやかなものに出来上がります。

スリックパターン

今回に限らずフルスリックのタイヤを多く出しているBRIDGESTONE
溝があった方が水はけがよいなどいいところがいっぱいあるのにわざわざスリックパターンを使うのはテスト段階で雨天ライドの試験も行いウェットコンディションでの走行性能からグリップ能力にも問題なしとされているようですね。

スリックタイヤというと普通思い浮かぶのはモータースポーツのF1とかですよね?彼らがスリックタイヤを使うのはグリップ力の為ですね。
自転車と違い走行のトルクで熱を持たせタイヤ表面を溶かしながら走る特殊なところもありますがスリックである理由は接地面を増やすためになっています。

自転車のサイズ感では接地面を増やすということはグリップ力の向上を意味しますのでそういったところはやはりタイヤ屋さんだなと感じますね。

数値で表せない感覚の世界

皆様タイヤを選ぶ際にはどんなところを見ていますか?
・重量
・トレッドパターン(表面)
・表面の見た目
・取り付けタイプ
・耐パンク性
・転がり抵抗
・耐久性
こんな感じでしょうか?
今回のEXTENZAお世辞にも軽量と言われるジャンルではありません。
チューブレスレディ
25Ⅽ295g
28Ⅽ320g
クリンチャー
25Ⅽ215g
28Ⅽ235g
とまあチューブレスレディでもクリンチャーでも20g位重いのではないでしょうか?
では重たくなったことでのメリットは何なのか
もとよりR1Xシリーズは転がり抵抗が低く早いタイヤと言われるジャンルでした。
そんな中で今回のモデルは4%抵抗を削減
耐久値は27%向上
耐パンク性能6%向上
これだけ耐久地を向上させていながら転がりの抵抗をしっかりと落とすことができたのも高密度に織り込んだことや高品質のタイヤゴムを使うことで多少の重量増してしまったということではないでしょうか?

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実は上山このタイヤを履いています。
以前のライド記録にてこのタイヤの気に入ったところを書かせていただいておりますので是非参考に。

簡単にまとめると
・高密度なゴムでしなやかな乗り心地とグリップ性能を向上
・高速域での安定感が高くコーナリングでの安定感も高い
・数値だけにとらわれないフィーリングを合わせた開発
この3点になると思います。
レース経験者を多く含めたフィーリングを踏まえての開発で見て軽いだけでなく使っていつもより早いいいペースだったと思えるものと思います。

ご案内は上山翔でした。

 


 

 

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