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池Cスタッフだからこそ知らねばならぬ新モデル『RIDLEY FALCN』その走り、スタッフ試乗会で堪能してきました♪
by: 津森 弘晃

あっという間にもう1か月、先月行われた社内向けのスタッフ試乗会にて今のロードバイク性能を体験・体感させていただきました♪

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色々なモデルをご案内させていただくうえで、池袋チャーリー店スタッフとしては抑えておかなければならない代表ブランド『RIDLEY』注目の新モデルをインプレ‼

 

【RIDLEY】FALCN RS インプレッション

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池袋チャーリーを代表するブランドが1つ、RIDLEYの2025最新モデルでフラッグシップに位置する『FALCN RS』を試乗。
今回試乗会に参加した池袋チャーリースタッフは店長をはじめ全員がこの最新モデルを試乗、それぞれ皆一様に好感触のようでしたが・・・・。

 

エアロモデルと軽量モデルの統合と言いますが、、、

漕ぎ出してまず感じたのが軽快な直進性。軽量オールラウンダーの位置づけだけあってHELIUM譲りの数値的な軽さはもちろんの事ながら、低速域でのひらひらとフラ付くような走行感・操作感は感じません。

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フロントフォーク形状がエアロよりの増幅になったことでの直進性のアップやコーナリング時にハンドルをプッシュしてもぶれずにしっかり踏ん張れるなどフロント周りの剛性の高さを感じました。

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エアロとの統合という事で一体型ハンドルやヘッド回りなどフレーム各所には空力を意識した造りではあるものの、今までNOAHで多く投入されてきた数々のテクノロジーは控えめ。

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試乗会場自体が直線が長くなくエンジン自体も非力なのでエアロ特性をフルで発揮できるようなシチュエーションではありませんでしたが、
直進性の高さ・軽量な漕ぎ出しからスピードに乗せやすく、中高速域のニュートラルな状態での失速感もない軽量エアロオールラウンダーに求められる”バランス”を感じることが出来ましたが、癖の無さからどちらかというとHELIUM感が強い印象。

 

やっぱり登りシチュエーションで試したいという気持ちに

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ほぼ勾配の無い試乗コースでしたので真の実力は未知ですが、剛性感の高さと軽量性はぜひ登りシチュエーションで試したいところ。エアロ特性がフューチャーされていますが、ヒルクライム特化モデルのHELIUM SLXよりも重量増にして登反性能は高いのだとか。

 

RIDLEYロードラインナップ3本柱の隙を埋める存在

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空力のNOAF、軽量のHELIUM、高耐久のFENIXとオールラウンド行けるとしながらもそれぞれに特化した3本柱の敢えて言うならレースシーンでの隙間を埋めるのがFALCN RSの役割と言わんばかりの真のレースオールラウンダーという存在。サーキットレースをはじめ、登り基調を多く含む国内レースシーンで上位を狙うなら新型モデルFALCN RSはピッタリの存在としてシリアスレーサーにハマるでのはないでしょうか。

 

基本スペック

サイズ展開:XXS / XS / S / M ※MサイズはFRS01Amのみ
カラー展開:Matt Battleship Grey (FRS01Am)、Matt Red-Orange (FRS01Bm)
フレーム:60T / 40T HM UD カーボン
フォーク:フルカーボン
フレーム重量:792g(XXS) / 806g(XS) / 816g(S) / 826g(M)
フォーク重量:382g (コラム⻑300mm)
最大タイヤ幅:34mm (700c) ※実測

フレームセット販売価格:¥880,000-(税込) 

 

【RIDLEY】FALCN インプレッション

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ハイエンドモデルFALCN RSの印象がかなり良かったので兄弟機にあたるセカンドグレードにも期待♪

 

無印セカンドグレードは廉価盤ではない

基本的には上位RSの特性を多く継承する兄弟機となりますが、目に見えてわかるところ・わからないところがございます。

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レーシングスペックであるRSの異なる2種類の弾性率60T/40T HM UD カーボンを使用しているのに対し、約半分の30T/24T HM UD カーボンを使用する無印は足当たりがマイルド。弾けるような加速感や反応性こそRSに見劣りするもののホビーレーサーやある程度年齢を重ねたライダーには十分すぎる剛性感。軽やかな操作性とマッチしてバイクの挙動などのフィーリングも好感触。

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試乗した距離・時間こそ長くはありませんでしたが、程よく疲労感が溜まっている状態で乗ったのにかかわらずリズムよく踏めた辺りはロングライド特性の高さを感じることが出来ました。

 

カスタマイズの余地、伸びしろと捉えるのが良い

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ハンドルからフレームまでのケーブルラインはRSと同じくフル内装を採用していますが、シートポストは27.2mmΦの汎用性の高い丸パイプ式を採用。重量はRSと比べると140g増(Sサイズ)という事ですが過度に軽量化を求めていない方には他で補って余るほどバランスの良いモデルだと思います。

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セカンドグレードとは思えぬグロス系の艶美しいカラーリングは所有欲もしっかり満たしてくれるカッコよさ‼別カラーリングラインナップのWHTも上品で好みが分かれそうなところ。 

 

基本スペック

サイズ展開: XS / S / M 
カラー展開:White-Silver (FAL01As)、Black-Red (FAL01Bs)
フレーム:30T / 24T HM UD カーボン
フォーク:フルカーボン
フレーム重量:946g(XS) / 956g(S) / 988g(M)
フォーク重量:421g (コラム⻑300mm)
最大タイヤ幅:34mm (700c) ※実測

フレームセット販売価格:¥495,000-(税込) 

 

FALCNシリーズ試乗総評

FALCN RS、FALCNともに軽量性を軸としながら高速巡行性能が加わった良く走るバイクであることは漕ぎ出しから凄く伝わってきました。フラッグシップだから扱いにくい・セカンドグレードだからもどかしいというネガティブな要素は感じにくく、寧ろ「このシチュエーションにハマる/こういうシチュエーションで乗りたい」というポジティブな印象が強くありました。

どれを選んでも大ハズレはないと店長の小川も書いていましたが、本当に今のバイクの性能はどれも非常に高くFALCNのように軽量・エアロ・オールラウンダー系ならば、ご予算や好みで選んでもオフロード以外ならどのシチュエーションでも性能を感じられ、楽しめると思います。

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・・・とは言いつつもドッチが良い?と聞かれたら、漕ぎ出しやコーナリングでのフィーリングはレースユースではない自分でも非常に心惹かれるフィーリングのRSを個人的には選ぶかな~?

RIDLEYの新型モデルFALCNシリーズの購入を検討されている皆様の参考になれば幸いです♪

 


 

 

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