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チームモデルってテンション上がるよね♪『MERIDA REACT&SCULTURA』をスタッフ試乗会で乗ってそれぞれ機材の優位性を感じる
by: 津森 弘晃

あっという間にもう1か月、先月行われた社内向けのスタッフ試乗会にて今のロードバイク性能を体験・体感させていただきました♪

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アメリカブランド・ヨーロッパブランドのモデルには多く触れる機会がありつつも、これまでアジアブランドをしっかり試す機会がなかったので今回試乗させて頂きました。あまり先入観や事前情報が少なく試しただけにそのポテンシャルの高さに楽しくなっちゃって、、、

 

【MERIDA】SCULTURA TEAM インプレッション

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バーレーン・ヴィクトリアスの主力バイクとして採用される第五世代SCULTURAはその名もまんまなチームモデル。モデル史上最高の空力性能と超軽量オールラウンダーという立ち位置は各メーカーの今最も鎬を削る熱いジャンルとなりますが、、、

 

フレームが良いのか?パーツ構成が良いのか?

漕ぎ出しは超軽量オールラウンダーだけあってスルスルと前に引っ張られていくかのような軽い加速感は至ってナチュラル。

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今回実は今回試乗して漕ぎ出しや加速の軽やかさを感じた試乗車の足元にはVISIONのホイールが多く「足元が良いのでは?」と思うことも。もちろん車体を構成する全パーツの総合力がその走りを生み出しているので大いに影響はあると思うのですが、ペダルにトルクを入力してからの反応が早くフレームがしっかりとパワーを伝えているのが分かり、足元だけではない総合力を感じさせる1台でした。

その中でも一番印象的なのはSCULTURAを構成するパイプの中でもダウンチューブに引けを取らないフロントフォークの幅で、ステアリング操作時の軽さとコーナリングでの旋回性の高さ。

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えッ、スクルトゥーラってこんなにいいの?とコーナーを抜けてからの加速感もシャキッとスムーズにこなし、横方向への12.8%UPしたフォーク剛性をしっかり感じることが出来ました。かといって軽い&硬いにありがちな路面コンディションに反応しやすいピーキーさもなく、ロードノイズなどもしっかり抑えてくれているなどステアリング周りの良さが凄く印象。

試乗させていただいたモデルがTEAMモデルという事で、組み込まれるコンポはフルDURA-ACEと上記でも触れたVISION METRON SL45と150万オーバーの選手が駆る同じ仕様との事。そりゃ良いワケだ。

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 カラーリングもこれまでの「赤/黒/橙」の先頭的な配色からバーレーンの産業・貿易の中心となる真珠をイメージした「白/青/金」に。実際の走行感や爽やかなカラーリングなど、これまで注目していなかったMERIDAの魅力に気づかされる・興味が芽生えるきっかけを与えてくれる1台でした。

 

基本スペック

サイズ展開: 3S / XXS / XS / S / M 
カラー展開:TEAL/PEARL(TEAM)|EW50
フレーム:SCULTURA CF5 V
フォーク:SCULTURA CF5 DISC
最大タイヤ幅:30c ※リム幅やブランドによって異なる
車体重量:7.2kg(M)

販売価格:¥1,540,000-(税込)

 

 

【MERIDA】REACTO TEAM インプレッション

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こちらもバーレーン・ヴィクトリアスのために開発されたエアロロードの旗艦モデル、第四世代となる「REACT TEAM」。リニューアルしてから3年と円熟味すらある伝統のエアロダイナミクス形状の”速く走るためのバイク”のポテンシャルを果たして感じることができるのだろうか、、、

 

前へ前へ

順番としては上記スクルトゥーラの次、その前にも複数台乗った試乗会後半のお疲れモードでの試乗となりましたが漕ぎ出しから明らかな加速感。

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スクルトゥーラのスルスルと引っ張られる感じとは違いグイグイと押し出されるような感覚で、それぞれ機材の優位性を明確に感じ取れます。速度に乗せやすいがスピード維持に一定の入力が求められる前者(スクルトゥーラ)に対し、リアクトは減速幅が少なくスピードの維持が楽で中高速域からの再加速もググっと伸び前へ前へと進む感じはエアロ特化型と感じました。

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誰が見てもリアクトと認識できるコンパクトかつゴツめなリアトライアングルは、パワー伝達の高い剛性感たっぷりな作りにタイヤクリアランスも広くエアロロード然とした造りで乗り心地良く無さそ~と思いきやそこまでの不快感は感じることはありませんでした(ホイールのバランスが良いのかな?)・・・、調子に乗って踏んでたらプルプル脚に来てました。

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リアクトシリーズではお馴染みのディスククーラー放熱フィンが前後に配置しており効果を感じられるほどの長い下りや高速域からのハードブレーキングなどは行ってはおりませんが、速く走るためのバイクであることがヒシヒシと伝わってきます。

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ブランドの多くがモデルの統合を進めているところですが、こういったレースシーンでバッチとハマる分かりやすい特化型モデルはレース志向でなくとも乗ってて楽しく「あれ?もしかして自分速いかも♪」と気分を上げてくれる必要な存在、機材ドーピングってやつですね。

 

基本スペック

サイズ展開: 3S / XXS / XS / S / M 
カラー展開:TEAL/PEARL(TEAM)|EW50
フレーム:REACTO CF5 IV
フォーク:REACTO CF5 IV DISC
最大タイヤ幅:30c ※リム幅やブランドによって異なる
車体重量:7.6kg(M)

販売価格:¥1,595,000-(税込)

 

 

MERIDA TEAMモデル試乗総評

おそらくお客様の中でも店頭で「何乗ってます?どれがオススメですか?」とスタッフに尋ねたことは無いでしょうか。お店では複数・多くのブランドに触れる機会があるスタッフでもそれぞれに乗り方や趣味趣向などの好みはあり好きだからこそ推しブランドの名前が挙がるハズ。

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池袋チャーリー店で上の質問をされた時に「スクルトゥーラのTEAMがスンゴイ良かった」と個人的には言っちゃうかも?そりゃ旗艦モデルでコンポも最高峰なんだから・・・とはなっちゃいますが、単純に軽妙なステアリングやバランスの取れた走りのCF3(4000グレード以上)スクルトゥーラはオールマイティに楽しみたい方にオススメと感じます。

 

MERIDAのロード主力モデルSCULTURA/REACTOの購入を検討されている皆様の参考になれば幸いです♪

 

 


 

 

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